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大リーガーなどに多く見かける防眩シール。頬に反射した太陽光が目に入ってまぶしくなるのを防ぐためのものである。稲場にこのシールをもらった辻がつけると、俺も俺もといわんばかりにチームのほとんどの選手たちがこのシールをつけて試合に臨んだ。するとこのシールの効果か、3安打に抑えられた前の試合がウソのように打線が爆発。稲場の2点タイムリーや白藤のツーランホームランが飛び出し4回までに8得点。もはやこのシールの影響を否定できない結果となった。しかし、シールをつけている間は少し曇っていたという噂も・・ |
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この数試合はセンターを守ることが多くなった白藤。その度に、チームを助けるスーパーキャッチを披露してきた。しかし、この日は打撃でもチームに貢献した。ホームランを狙いこのグランドをおさえた辻は不発に終わったが、その辻のお株を奪う特大ホームランを4回に放った。仕事のため明石に住む白藤。毎回、試合のたびに遠征を余儀なくされるが、「今日は来た甲斐がありましたね。」との問いに、「この1本で満足。気分よく(明石に)帰れる。」と満足げに語った。 |
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草野球で3兄弟が揃うチームは非常に珍しことだろう。しかし、兄弟ということもあり遠慮なしに罵声ともとれる「ダメだし」が試合中に飛び交う。ファーストのエラーをする長男・浩に「なにやってんねん。」、チャンスで打てなかった次男・勉には「お前はいつもそうだ!」、審判となった時に判定に戸惑う3男・孝行には「はっきりせい。次の試合はずっと審判やからな。」厳しいと思われるこの罵声は他人にはわからない互いを励まし合う応援なのかもしれない。 |
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グランドが狭いこの福住グランドで今日も特大アーチを放とうと気合いを入れて試合に臨んだが、不発に終わった。ならばと、ビュート戦2試合目に先発するが、4回7失点と結果を残すことが出来なかった。しかし、これで終わらないのが、ファンタジスタ辻の違うところ。降板するとショートの守備につくと、レフトとショートの間に落ちそうな打球をキャッチするというスーパープレーを魅せた。しかもキャッチした際に後頭部を強打したがボールを離さなかった。ただでは終わらない辻・・恐るべしである。 |
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