プレーオフの可能性がなくなる試合で奮起したいところであったが、打線は完全に空回り。スコアリングポジションに3度ランナーを進めるものの、あと一本が出ず1点が遠く感じられた。3回も中前がサードまで進み、相手バッテリーがボールを後ろにそらしている間にホームへの生還を試みるも、あえなく憤死となった。
1点が遠いザブンス。この湿りがちの打線に打開策はあるのか…。

 
   
 

この試合を敗戦したことで、プレーオフ進出の可能性は完全に消失し今年のリーグ戦は幕を閉じた。開幕当初はファルコン・プレジャーズの強豪チームを撃破し、一時は首位に立ったこともあった。この快進撃を支えたのは間違いなく中前・上田の助っ人コンビであった。打率は3割を超え、守備でも二遊間をしっかり固めチームを何度も救った。しかし、この2人だけの力だけでは勝ち続けることは出来るはずがないことはわかりきっていた。この2人が不調に陥るとチーム内の誰も2人をカバーすることが出来なかったーー頼りすぎていたことが今年の敗因であったことは間違いない。投手力としても、澤井1人に頼りすぎた。シーズン前からエース澤井に次ぐ投手の不在は今年の不安材料であった。その影響が大きく出たのが8月5日のロケッツ戦であろう。投手4人つぎ込むも19四死球19失点という結果。リーグ終盤戦も澤井が不調でありながら澤井以外に計算できる投手がいないため、澤井を登板し続けることを余儀なくされた。この投打の課題を克服しないと来季もプレーオフ出場、リーグ優勝は見えてこないと考える。

 
 
 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
PLEA
0
0
0
1
0
2
0
3
ZAVENS
0
0
0
0
0
0
0
0
S
AB
R
H
RBI
AVG
1
3
穴田浩
3
3
0
0
.175
2
5
島田
3
2
0
0
.095
3
1
澤井
3
3
0
0
.194
4
6
上田
3
2
1
0
.400
5
9
穴田孝
3
3
1
0
.158
6
4
小谷
3
3
0
0
.286
7
2
稲場
3
3
1
0
.238
8
8
中前
2
2
1
0
.313
9
7
2
2
1
0
.188
10
D
岩田
2
2
0
0
.048
W
L
I
ER
ERA
1
澤井
3
5
7
3
4.38
     
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