今日も安打1点とに苦しんだレイブンス。これで最近3試合(21イニング)でわずか2得点と打撃不振は思った以上に深刻である。これにより、レイブンス首脳陣は現在のトランプによる打順決定制度を廃止し中前、上田を3、4番に固定するなどのテコ入れも検討しているという。投手問題もさることながら、打撃強化も重要な問題である。来季上位浮上のカギはこのシーズンオフの底上げがどこまで出来るかと言っても過言ではない。
長い間レイブンスを支え続けてきた玉井が、名古屋に転勤が決まり来季より長期戦線離脱が余儀なくされることとがこの試合の数日前に発表された。 そのため今季最終戦となるこの試合に急遽参戦することになった。この日も仕事のあった玉井は電車、タクシーを乗り継ぎ駆けつけたため、ユニフォームは持ってきておらず、スーツ姿で強行出場した。しかし、スーツを着ていることを忘れさせるスイングと走塁でこの日唯一の打点を稼ぎだした。
また、辻や中前も盗塁の際に豪快なシャチホコヘッドスライディングを披露。チームメイトも玉井の名古屋転勤に花を添えた。