この日はエース澤井が不在。とはいえ昨年澤井よりも好成績を残した東がマウンドへ、昨年終盤から勝ちには恵まれないものの、内容のあまりよくない中、勝ちがついてきた感のある昨年前半に比べ、結果はついてこないが、味方のミスがなければというマウンド上での態度が少なくなり、また次の塁を狙う走者かどうかという判断で走者をケアできたり、大荒れに見える試合の中で与四球2というバックを退屈させないコントロールといい、また投げれる所まで投げるという姿勢であったり、味方の信頼や勝たせてあげたい気持ちにさせる内容が出てきており、むしろ昨年より投手らしくなってきている。投手が少ないチーム事情もあるが、貴重な経験値を積める機会が多く訪れる可能性のある今季は結果ではなく内容での飛躍も期待していきたい。  
   
 
  もはや20代がほとんど見当たらなくなってきたレイブンス。この日も主力の欠場が目立った。リーグ戦の相手チームが、うまく若い新戦力を補強していく中、レイブンスはあえてオヤジ軍団で戦力補強。前節から助っ人参戦の馬木、そして今回初登場の高橋とR−30メンバーが、若手に渇を入れるべく参戦。今のところ完全に渇を入れられ返り討ちにあっているが、昭和レイブンスは、密かに反撃のチャンスを伺っている。ちなみに平成戦士として前節から岡部も補強、今後の継続参戦も期待されるが、まずは練習機会を増やしたいのがチームの目標か?
 
   
 
  開幕から病気による欠場をしていた小谷がようやくチームに合流。チーム1のクラッチヒッターの打棒はおあずけとなったが、その高い守備能力は、不動の存在であるところを見せた。彼の存在がなければ30失点の大台はクリアされていただろう。そして、もうひとり病気により欠場中の穴田も復帰。相変わらずの元気っぷりでチームのムードメーカーとしては不動の存在であるところをみせたが、入院中に相手チームから贈られた教材DVDによる守備力の向上の成果は試合前のノックまでという動きだった。
 
  自信を深めるにはまだまだ時間がかかりそうである。また故障中の中前は長期離脱が確定というコンディションで攻守に戦力ダウンは必至だが、いいタイミングで伊藤、鈴木といったベテラン組がリーグ戦復帰を果たし、今後の戦いに楽しみを増やした。  
 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
INDIANS
1
0
4
8
4
6
4
27
RAVENS
0
0
0
2
0
0
0
2
S
AB
R
H
RBI
AVG
1
2
稲場
3
3
1
0
.273
2
2
鈴木
3
3
1
0
.333
3
D
3
3
0
0
.090
4
5
穴田浩
3
3
0
0
.000
5
7
小谷
2
2
0
0
.000
6
4
伊藤
2
2
0
0
.000
7
9
穴田勉
2
2
1
0
.100
8
3
2
2
0
0
.111
W
L
I
ER
ERA
1
0
3
7
20
16.7
     
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