日常生活の中で私達人は毎日歯を磨き、歯の治療をすることも日常的にあると思います。
テレビをつければ歯みがき粉や歯ぶらしについてや成人の約80％に歯周病があるというようなCMが目にすると思います。犬も同じように3歳以上の約80％以上に歯周病があると言われています。年令とともに歯のケアが気になってくる！でもその時になって急に歯みがきは出来るようにはなりません!!
「子犬や若いころから歯みがきをできるようにしておけばよかった…」そう後悔する声をたくさん耳にします。

ご家族とペットさん一緒に練習します

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口の中には500～800種類の細菌が約1,000億～2,500億個存在します。
細菌がいるからすぐに歯周病になるわけではなく、歯の表面についたいろんなものが固まって歯垢でき、歯垢に唾液の中に含まれるカルシウムやリンによって歯石ができます。
歯石の表面はボコボコしているのでさらに歯垢がつきやすくなり、それが歯石になりと歯石が増えていきます。いったん、歯石になると通常の歯みがきでは除去できません。
歯石ができることで歯茎の隙間の歯周ポケットに細菌が増え感染がおこり歯周病になります。 

首をかしげながら食べる、痛そうに鳴く、硬いものを食べない、食べにくくなる、前足で口をかいたりする、出血、口臭、くしゃみ、鼻血、顔が腫れる、骨折　…など

上のような症状が起こった場合には治療として歯石を除去するだけではなく、抜歯をしないといけない時もあります。　　　　　　　　　　　　　

根っこの多い歯は割って抜かないといけません。

歯石を除去しましたが歯肉が退縮
レントゲン検査で歯根(歯の根っこ)が溶けていました

歯根が3本あるので歯を割らないと抜けません

歯を割ったところです

歯の抜けたところです。大きな穴が開きました。
穴の中をきれいにして歯肉を縫います。