キャバレー・マインドリーディング
(Cabaret Mindreading)
★現象
メンタルマジックのレクチャーDVDです。
☆エース・デュエット…観客がシャッフルしたデックからエースが現れます。演者はデックに手を触れません。
☆スペクテイター・アズ・マインドリーダー…観客が読心術者となり、演者の心を読みます。
☆ワーキング・パフォーマーズ・カード・スタッブ…観客がサインしたカードをデックの中に入れてスプレッドし、ナイフで突き刺して当てます。
☆トス−アウト・デック…六人の観客が覚えたカードをすべて当ててしまいます。
☆ブラック・マジックV…四通の黒い封筒の中に入った1ドル紙幣を観客に当ててもらうゲームをします。観客は見事に当てますが…
☆ブックテスト…観客が開いた本のページの言葉を、演者はその本を見ることなく当てます。
☆プロモニション…観客に一枚のカードを思い浮かべてもらい、デックからそのカードを探してもらいます。しかし、そのカードは見つからず、演者が自分のポケットから出します。
☆センターティアー…観客の考えていることを読み取ります。いつでも、どこででも。
☆テレポーテーション…一人の観客が選んだ本のページが、もう一人の観客のもつ封筒の中に飛び移ります。
☆ディシジョン!ディシジョン!…ある観客の選んだカードと別の観客の選んだカードが一致します。
☆スーパー・フォース…ある観客の選んだカードと同じカードを別の観客が見つけ出します。
☆ベンディング・ワイングラス…ワイングラスがぐにゃりと曲がります。
★解説
テッド・レズリー師のレクチャーDVDです。
「マインドリーディング」とタイトルにあるとおり、ほとんどすべてが読心術的なマジックです。
『ザ・マジック』誌で紹介されていたので購入してみました。
面白かったのは「スペクテイター・アズ・マインドリーダー」と「ブラック・マジックV」。
「スペクテイター・アズ・マインドリーダー」は冷静に考えればタネがばれそうな気もしますが、非奇術人にはえらくウケます。
奇術人にも「その演出、面白いなー」と好評でした。
「ブラック・マジックV」はギミックの作り方が秀逸。
このギミックでいろんな演出が考えられそうです。
全体に技術が必要なものは少なく、演出の妙が光る作品が多いです。
さほど練習が必要というわけでもありません。それだけに、どれだけ面白く演じられるかはその人の感性にかかってくるような気がします。
ということは、わたしには不向きということですね。
なお、最後の「ベンディング・グラス」は、実演は相当に難しそうです。
ネタとしては面白いんですけどねー。
2004.4.6
★価格帯
DVD
店名 | 価格 | 所在地 |
フレンチドロップ | 5600円 | 大阪 |
THE MAGIC WAREHOUSE | $31.00 | アメリカ |
Magic Pro Shop | $30.95 | アメリカ |
Hank Lee | $34.95 | アメリカ |
ビデオ
店名 | 価格 | 所在地 |
Hank Lee | $29.95 | アメリカ |
★評価
鑑賞 | ★★★★★ |
実用 | ★★★★★ |
難易度 | ★★★☆☆ |