ロケット・ペーパー
(Rocket Paper)

★現象
紙に火を付けます。ある程度マジックに親しんでいる人なら「ああ、すぐ燃える紙ね」と思って見ますが、湿気ているのかただ燃えるだけです。
ところが、ほとんど燃え尽き欠けたとき、ふわりと紙が浮き上がります。

★解説
 考案者は不明です。

フラッシュペーパーのように見せておいて、実は紙が浮き上がるという道具です。
これ自体はマジックではありませんが、何かをするときの導入に丁度よいでしょう。
浮き上がった紙を握り、コインに換えてみたりとか。

これを購入したのは、福岡の「Bobo」という手品材料店でしたが、そこで教えてもらったのは、
★ペーパーにマッチ(ブックタイプではなく、ボックスタイプのもの)で火を付ける。
★スライドさせたマッチの中に折りたたんだ千円札を仕込んでおく。
★火を付けたらマッチを中にスライドさせて、トコロテン式に千円札を押し出す。
★浮き上がった紙をキャッチして、千円札に変わったことを見せる。
という手順です。

なお、Boboではスカイ・ハイとレギュラーの二種類がありました。浮き上がる高さが違います。

当然ですが、消耗品です。

★相性のいいアイテム
導入として応用範囲の広いアイテムです。小物を取り出すのに丁度よいでしょう。
わたしはバウンス・ノーバウンスの前フリに使うことが多いです。
燃えて浮き上がるためにはテーブルの上に一度紙を置かなければならないですから、当然、場面は限られます。
アルティメイト・シュリンキング・カードケース
バウンス・ノーバウンス

2004.2.5

★価格帯

店名 価格 日本語解説書 所在地
Bobo 800円 × 福岡
謎屋 1000円 大阪

★評価

技術 ★☆☆☆☆
練習 ★☆☆☆☆
効果 ★★★☆☆