トリビュート・トゥ・バローネ
(Tribute to Varone)

★現象
ケースからデックを取り出します。そして気付くとケースが１／４サイズに縮んでいます。そしてデックをリフルして一枚のカードを観客に覚えてもらいますが、そのカードはデックから消えてしまいます。そして縮んでしまったケースを開けてみると、中から消えたはずのカードが出てきます。
　

★解説
　ヘンリー・エバンス師の考案です。原案はバローネという方（故人）のようです。
シュウリンキングケースとカードの消失、そして関係ないと思われていたケースからの出現という手順は見事というほかありません。
なお、エバンス師のＤＶＤ「Something More Than Illusion vol.3」でも解説されています。
また、この中で使用されているカード当ては他のマジックでも応用が可能です。小さいケースからではなく、例えばレモンの中からでも空き缶からでも出すことも可能でしょう。

★相性のいいアイテム
完成したマジックです。あまり余計な演出はしたくないくらいです。
トリにふさわしいマジックだと思いますので、通常のマジックをしたあと、カードを鞄やポケットにしまって、それでもアンコールがかかったときにやる、なんていう場合によいのではないでしょうか。
というか、わたしがそうしてるんですが。

★価格帯

★動画サイト

★評価