【reason.】backstage
ここでは本編のあとがき・補足的なものを書き留めています。
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【第四章】
この小説を書き始めた時、一番最初に書きたいと思ったのがこの四章の話です。
ゲーム中では前半の山場に当たります。ヒーローが“ジェマの騎士”としての自覚を得たのは
シャドウナイト戦からの一連の出来事があってこそだとだと私は思っています。
それを私なりの解釈で、ヒーローがその時何を感じ、何を考え、結論を出したのか――
【reason.】としてのジェマの騎士の誕生の時を表現出来れば、と思います。
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<01>
・デビアスの死
本性を現した時の姿かたちは母とは似ても似つかないデビアスですが、死に際くらいは母親と同じ
だったら…と思ったので同じようにしてみました。
デビアス戦も話に組み込もうかと思いましたが、入れるとテンポが悪くなりそうなので省略。
・想いは調べに乗せて
初めて聞いた時から、きらきらと光輝く音と旋律だと思っていました。
奇岩山に続く道にかかる暗黒の霧が晴れたのは、レスターの輝くハープの音色と
霧をかけていた張本人が居なくなったからだと思います。
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<02>
・チョコボに乗るヒーロー
ゲーム中では生まれた直後からチョコボに乗っての移動が可能ですが、さすがに生まれたばかりで
人を乗せられるというのも…と思っていた為、やっとの騎乗です。
チョコボにとっては人一人乗せて走るなんて苦にもならないと思います。
でも、手綱も何もない状態で乗るのって、結構怖そうですよね(笑)
ヒーローは乗馬は出来そう(平和だった時代に村で乗ってそう。でも騎乗して戦うのは無理っぽい)
ですけど。
・奇岩山
イルージアの山に連なる山脈の一部だと個人的には考えています。
奇岩山からマナの滝つぼの裏へと抜けるルートは、グランス城の緊急脱出用として確保されたのか、
バンドール帝国時代に切り開かれた裏道ではないかと思うのですが…。
子どもジュリアスが隠されていた場所に繋がる道、というのが何か意味がありそうで気になっています。
・チョコボとの別れ
一人旅を続けるヒーローにとっては、ただ無心に着いて来てくれたチョコボとの別れは辛いもの
だったのではないかな…と思います。
置いて行かれたチョコボがちゃんと言いつけを守って後を追って来ないのがまたぐっと来ます。
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