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エイチアールシイ(JJ3YQM)オールスターズ


福島県 いわき市水石山JCC0715 QM07JC

■概略

山頂まで車で上ることが出来る山で、大変良く飛ぶ場所です。公園として良く整備されている山頂は、景色も良く、広い駐車場もあり、脇には飲料水の自動販売機やトイレもあります。山頂にはテレビ中継塔をはじめとする電波塔があります。

■飛び

6m4エレ+10Wで2エリアとのQSOが出来ました。南関東局とは楽々QSO出来ます。

■注意点

以前アマチュア局の運用でテレビ帯に混信を与えたそうです。運用は極力ローパワーを心掛けたい場所です。

山梨県 南都留郡山中湖村三国峠JCG17008I PM95LJ

■概略

富士スピードウェイ(サーキット)から山中湖に抜ける県道上にある峠で、神奈川県と山梨県の県境になっています。両県共に小さいながら駐車スペースがありますが、峠から徒歩で20分ほどの「三国山」に登るハイカーが駐車するため、季節や時間によっては運用スペースの確保に苦労します。

■飛び

簡単な設備で南関東各局とグランドウェーブで良好に交信することが出来ます。

■注意点

神奈川県足柄上郡山北町との境界です。2県運用も楽しいかもしれません。


小さな移動運用   JL3TOG 岩田こうじ

 移動運用と言えば「ビックアンテナに50W」なんて言うのが近頃の主流です。 聞くところによると(実際に見たこともありますが)移動運用には許されていない出力を送出している移動運用局もいるそうです。 本当にそういう設備を持っていく必要があるのでしょうか?
 私と無線との出会いは小学校の時に始めたCB無線でした。
 CB無線とは、「27MHz 8chスポット 0.5W AMモード」の簡易無線で 市街地ではせいぜい2Kmしか飛ばない無線です。 輸出仕様の違法機を使うハイパワーCBラジオからの混信を常時受けながらの運用を強いられました。
 アマチュア無線では100Km離れた局とのQSOは かなり簡単に出来て決してDXとは言いませんが そのような条件ゆえCB無線での100Km離れた局とのQSOはDXなのです。 そしてQSOが成立したときの感動は文字に置き換えることが出来ないほどです。
 アマチュア無線を始めたとき 電波の飛びのすごさに感動してしまったことを今でも良く覚えています。 恐怖を感じました。 2Wの電波が20Kmほど飛んだだけでした。
 パワーを上げて運用すれば より遠くに電波をとばすことが出来るのは周知の事実です。 アマチュア無線家なら「遠くに電波をとばしたい」と思うのは共通の願いだと思います。 しかし 制約のある中でいかに遠くの局とQSO出来るか! いくつの出会いがあるか! そういう楽しみもあります。
 簡単な設備で山に登って 思いがけない遠くの局に大声をマイクに浴びせかけて楽しむ運用も 大出力&ビックアンテナの運用にはない素敵なものです。 「より多くと」「より遠くへ」の移動運用ばかりではなく 何か違う目的を持って移動運用を楽しむことも良いことではないだろうかと考えます。
 移動運用する度に 開局したての頃の感動を得ることが出来る! 私はそんな移動運用にこだわり続けたいと思います。