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エイチアールシイ(JJ3YQM)オールスターズ


***** 神奈川県

横須賀市 大楠山JCC1102 PM95TF 標高242m

■概略

横須賀市内でもっとも高い山で、山頂まで自動車の通ることの出来る道路がついています。(未舗装区間が多く細い) 山頂は電波塔が数機セットされていて広場もあり、公園として整備されています。 簡単な設備で関東一円と交信できますが、運が良ければ東海地方とも交信できます。

■飛び

6m4エレ+10Wで2エリアとのQSOが出来ました。南関東局とは楽々QSO出来ます。

■注意点

現在山頂に一部、無線禁止のエリアがあります

海老名市 河畔公園JCC1116 PM95QK

■概略

JR厚木駅北西、相模川沿いの公園。春から秋にかけてはバーベキューを楽しむグループでにぎわいます。気軽にHF帯運用をするのに最適で、アンテナを張るのに使える枝っぷりのいい木もたくさんあります。相模川の対岸は厚木市ですが、厚木市側の相模川河原に車でおりることが出来るので、HF運用には最適です。

■飛び

平地なのでグランドウェーブ伝搬はそれほど期待できません。エレメントの長いHFアンテナの設営には最適です。

■注意点

河原での運用は、雨天の増水にご注意ください。

三浦市 城ヶ島西岸JCC1111 PM95TD

■概略

三浦半島最南端、観光地城ヶ島西岸 釣り人が多い場所ですが、周りに民家もなく、使われているかどうかわからない重機メーカー倉庫があるだけです。発電機を回して運用できます。海抜0m地点の為、HF帯での運用がおすすめですが、東京、横浜に近い場所のため、ハンディー機などお気軽設備でも十分な交信数をこなせる場所です。城ヶ島には有料道路を通らなければいけませんが、深夜は料金所は無人のため無料です。

■飛び

海辺で海抜0mです。グランドウェーブでの伝搬は期待できません。HFでの運用向きの場所です。

■注意点

夜間はガラの悪いお兄さんお姉さんが集まることがあります。

三浦郡葉山町 葉山町清掃センター裏JCG11007A PM95TG

■概略

町役場からさらに奥の清掃センター。どん付きが散策コースに入る人が利用する最大10台の駐車場になっています。西方向以外は山に囲まれていて電波が飛んでいってくれそうな雰囲気は全くなし。HF帯での運用に限られる場所です。清掃センターからの音のおかげで、発電機の利用も問題ないと思われます。散策コースへは行きませんでしたが、看板があがっている訳でもなく整備もされていない様子なので、それなりの格好で登られる事をおすすめします

■飛び

西のごく限られた方向にしか開けていないため、VUHF帯での運用は全く期待できません。HF帯もエレメントの長いものや大型のアンテナは設営できません。

■注意点

清掃センター裏ということもあり、臭いに敏感な方にはおすすめできません。

足柄下郡箱根町 大湧谷JCC11003C PM95MF 標高約1,000m

■概略

箱根ロープウェイ「大湧谷(おおわくだに)」横の駐車場。箱根温泉地の観光名所で、近くでは温泉の蒸気が吹き上げていて温泉独特のにおいを漂わせています。観光地なので、明るいうちの運用は駐車場有料で、警備のおじさんも大勢いるので難しいと思われます。夜間は大駐車場入口に柵がかけられて中に入れませんが 駐車場以外に車を止めることが出来ます。かんぽ保養センター箱根の看板を目印に走るとわかりやすいです。(かんぽから車で5分ほど)

■飛び

430MHzFMの10W、モービルホイップだけでも、関東中南部と安定した交信が出来ます。

■注意点

夜間はガラの悪いお兄さんお姉さんが集まることがあります。硫黄の臭いがもの凄いです。


 


小さな移動運用   JL3TOG 岩田こうじ

 移動運用と言えば「ビックアンテナに50W」なんて言うのが近頃の主流です。 聞くところによると(実際に見たこともありますが)移動運用には許されていない出力を送出している移動運用局もいるそうです。 本当にそういう設備を持っていく必要があるのでしょうか?
 私と無線との出会いは小学校の時に始めたCB無線でした。
 CB無線とは、「27MHz 8chスポット 0.5W AMモード」の簡易無線で 市街地ではせいぜい2Kmしか飛ばない無線です。 輸出仕様の違法機を使うハイパワーCBラジオからの混信を常時受けながらの運用を強いられました。
 アマチュア無線では100Km離れた局とのQSOは かなり簡単に出来て決してDXとは言いませんが そのような条件ゆえCB無線での100Km離れた局とのQSOはDXなのです。 そしてQSOが成立したときの感動は文字に置き換えることが出来ないほどです。
 アマチュア無線を始めたとき 電波の飛びのすごさに感動してしまったことを今でも良く覚えています。 恐怖を感じました。 2Wの電波が20Kmほど飛んだだけでした。
 パワーを上げて運用すれば より遠くに電波をとばすことが出来るのは周知の事実です。 アマチュア無線家なら「遠くに電波をとばしたい」と思うのは共通の願いだと思います。 しかし 制約のある中でいかに遠くの局とQSO出来るか! いくつの出会いがあるか! そういう楽しみもあります。
 簡単な設備で山に登って 思いがけない遠くの局に大声をマイクに浴びせかけて楽しむ運用も 大出力&ビックアンテナの運用にはない素敵なものです。 「より多くと」「より遠くへ」の移動運用ばかりではなく 何か違う目的を持って移動運用を楽しむことも良いことではないだろうかと考えます。
 移動運用する度に 開局したての頃の感動を得ることが出来る! 私はそんな移動運用にこだわり続けたいと思います。