***** 大阪府
富田林市 石川河川敷 PM74TL
国道309号BPと、大和川支流「石川」がクロスしている場所で、河川敷に車で降りることが出来るため、休日にはバーベキューをするグループでにぎわいます。 橋の欄干を利用してロングワイヤーを張るのが容易なのでHFでの運用に最適です。
富田林市 嶽山(278m)PM74TK
山頂に「かんぽの宿」のある富田林市南部の小山です。 宿泊者用の駐車場からのモービル運用がなかなかFBです。 大きなアンテナを立てての運用は宿泊施設の真ん前なので出来ません。 大阪近郊の局とのんびり交信するのには最適ですが、DXは難しいかも知れません。
富田林市 サバーファーム駐車場(約250m)PM74TK
富田林市南東部の農業公園で、近くに運動施設「総合スポーツ公園」も整備されています。 大阪近郊局と交信するのに適していますが、運が良ければ430MHzFM+MWPで4・5エリアの局とつながることもあります。 複数ある駐車場によっては、夜間に施錠していないところもあります。 東向きと南向きには、山陰になってしまうのであまり飛びません。
河内長野市 岩湧山(897m)PM74SI
河内長野市南部の和泉山脈に位置する山です。ハイキングロード「ダイアモンドトレール」のコースにあるため ハイカーの間では非常に有名な山です。 山頂は萱場になっている為、高木は少なく見晴らしが良い山です。 麓の岩湧寺からハイキングコースをゆっくり歩いて1時間半です。 岩湧寺までは交通手段が非常に貧弱なためマイカーやバイクを利用されることをおすすめいたします。 紀見峠方向や滝畑方面からもダイアモンドトレールを利用して登ることが出来るようなのでおためしください。 西方向と北方向には、凄く飛ぶ場所で、ノイズも少なく楽しめます!
高石市 高砂3丁目防潮堤 PM74QM
高石市の埋め立て地に 高石大橋を渡ってまっすぐすすんで突き当たった場所です。 昼間は仕事に疲れた外回りの営業さん達が車を止めて寝ていることが多い場所です。 夜は走り屋がうろうろしています。 埋め立て地なので標高がない為、V.UHFでの運用には向かない場所です。 防潮堤のフェンスを利用してロングワイヤーを張りやすいのでローバンドの運用には最適です。 高石市の珍しさで あっと言う間にビックリするほどの局数をこなすことが出来るところです。
岸和田市 和泉葛城山(866m)PM74RI
大阪、和歌山の県境にある山で、三角点は1市2町の境界です。 三角点近くにNTTなどの各種電波塔があり立入り出来ません。 ポータブル運用なら貝塚市、岸和田市、那賀郡那賀町の2市1町の境界をなしている展望台での運用がおすすめです。 大がかりな運用なら岸和田側に少し下りたところに車5台分程の広場があるのでそちらがおすすめです。 山頂付近まで良く整備された道路が通っております。 簡単な設備でも良く飛びます。
和泉市 三国山(886m)PM74RI
和泉、河内、紀伊の三国の境にある山です。 山頂付近は航空関係無線中継所があり、一応立入禁止となっています。 登山者が多い場所ですが、山頂まで舗装道路がある為、マイカー客も多いです。 西方向によいロケーションです。 場所により河内長野市や和歌山県伊都郡かつらぎ町でも運用できます。
南河内郡太子町 太子無線中継所 PM74UM
国道166号線 大阪府と奈良県の県境 竹ノ内峠の南に建つNTT無線中継所のあるところです。 大阪平野が一望できる景色のいい場所です。中継所まで舗装道がついているのですが、車の通行が出来ない様にポールやゲートが設けられていますが、2輪車は通行できます。 簡単な設備でも多くの局と交信することが出来ます。
羽曳野市 はびきの霊園(約200m)PM74TM
近鉄吉野線駒ヶ谷駅から東へ直線2.5Km。 鉢伏山の手前にある公園墓地です。 大阪平野が一望出来ます。 430MHzFMQRPでも、徳島など5エリアとらくらく交信できます。
大東市 飯盛山(318m)PM74TR
在阪FM局の送信設備のある山です。 四条畷霊園から歩いて30分ほどです。 FM送信塔の近くではリグの調子が悪くなる場合もあります。(FT690のリニアのリレーが誤動作しました) 楠木まさしげの銅像が建っていてそこには屋根付き休憩所があり雨天でも運用できます。 山頂付近に大阪府四条畷市の境界線があります。 阪奈道路から道路がついていて、山頂すぐまで車で行けるようです。 東方向には飛びはいまいちです。 のんびり交信するには最適のところです。
東大阪市 生駒山(642.3m)PM74UQ
山頂に在阪テレビ局送信塔や各種無線塔が多く建っている山で、大阪平野からならどこでもみることが出来る大阪のシンボルのような山です。 山頂に遊園地があり、近鉄奈良線生駒駅からロープウェイがあります。 誰にでも楽に行くことが出来ます。 運用に適した場所が、山頂周辺にたくさんありますがその中でも最もポピュラーなのは山上遊園地の北側にある草原で、良くモービル局が運用しています。 広いので大きなアンテナも難なく上げることが出来ます。 生駒山上までは信貴生駒スカイライン(有料・夜間は無料 信貴山側には抜けられません)で行くことが出来ます。 東西に良いのですが、運用周波数によっては雑音があります。 生駒市からの運用場所もあります。
柏原市 高尾山(278m)PM74TO
山裾にミカン畑やブドウ畑がたくさんあります。 近くに神社があって、参道の手前に自動車3台分くらいの駐車スペースがありましたが、現在はフェンスをかけて駐車ができなくしています。 西方向によい飛びをします。
豊能郡豊能町 妙見岳(660m)PM74RW
ケーブルカー、リフトがあり、山頂には広い駐車場があるため、移動運用のメッカとなっています。 駐車場付近は県境がわかりにくいので注意してください。(兵庫県) 阪急電車、能勢電車、ケーブル、リフトを乗り継ぐか、阪急電車「池田駅」より阪急バスで山頂まで行く方法もあります。
豊能郡能勢町 深山(790m) PM74QA
大阪北部では最高峰を誇る<深山>は熊笹のため登山しづらい山でしたが一庫ダムのための「建設省 深山レーダー雨量観測所」ができ、山頂まで舗装道路が完成しました。 自動車で移動のときは、ゲートのキーが必要(有料)。電話は0720−56−3131へ。 車で現地へ向かうときは、「るり渓ゴルフ場」の案内板を目標にすると、わかりやすい。 阪急バス「杉生新田」
場所によっては京都府船井郡園部町でも運用可能です。 ゲート手前にも広場があり、運用できます。
箕面市 六個山<ろっかさん>(396m) PM74RU
池田市の「東畑」バス停から石澄の滝を通って約25分程の山です。 山頂周辺は木々が生い茂っていて展望はあまり良くありません。 アンテナもそのような場所なので、大きなものやエレメントの長い棒状の水平ものは上げ難いです。 土日は多くのハイカーが訪れる場所なので、運用場所には心配りをお願いいたします。 そこそこには飛ぶのですが、近郊の局とのんびり交信するのに適した場所です。
箕面市 勝尾寺園地展望台(約400m) PM74RU
東京八王子の高尾山といっしょに、国定公園に指定されたとき記念して作られた公園です。 勝尾寺の東側を入っていくと駐車場があり、そこから展望台へは徒歩10分。 駐車場付近にトイレと水道があり、展望台は屋根の上にマスト(避雷針)があります。 西方向には上手く飛んでくれません。 〜落書きはだめ〜
箕面市 勝尾寺参道・外院尾根(約400m)
勝尾寺の旧参道のあった「外院尾根」の最も高いところ。 北方向は悪いが「勝尾寺園地展望台」と違い西も東も強い。北大阪急行「千里中央」より阪急バス「勝尾寺」へ。 勝尾寺南側(門の前)の石段を登る。 勝尾寺まで2輪は終日、4輪は夜間は通行禁止。
箕面市 最勝ガ峰(約540m)
勝尾寺の裏山。開成皇子の墓のある場所です。 東海自然歩道上です。 アンテナをくくり付けるのにちょうど良い木が生えています。 全方向に開けています。 登山道は、かなりの急坂です。 阪急バス「勝尾寺」より勝尾寺西側駐車場より登ってそこから徒歩60分。 勝尾寺まで2輪は不可(自転車を除く)
箕面市 みのお山荘(約200m)PM74RU
阪急箕面駅北東が起点の箕面ドライブウェイに入ってしばらく進むとある宿泊施設で駐車場完備。 駐車場を歩いて通り抜け箕面山荘の南端まで行くとコンクリートに腰掛けてのんびり運用できる場所があります。 ハンディーやポターブル機での運用には最適です。 みのお山荘の中には喫茶店やトイレもあるので便利です。
箕面市 箕面ドライブウェイ展望台(約150m)PM74RU
みのお山荘の少し手前にある小さな展望台です。 高い位置にある展望台ではないので飛びは中途半端ですが展望台の欄干を利用してアンテナを立てることができます。 箕面駅から歩いて20分くらいということもあり、非常に行きやすい場所です。 箕面駅から箕面の滝方向に歩き 右に「母を背負う」銅像が見えたら右に... 登り坂を登りきったら在る寺の中に入ると展望台に向かう山道があります。
箕面市 才が原林道(約350m)PM74RU
箕面の滝の東方。林道の途中で、モービル半固定運用によい。 阪急電車箕面駅より徒歩1時間半または、車で一旦箕面の滝を越えて政之茶屋を南側(右)へ曲がる。一方通行のため逆戻りは出来ない。 2輪は終日 4輪夜間は通行禁止。
豊中市 島熊山(約120m)PM74RT
千里ニュータウンの西端の山。 無線をするためにこの地に引っ越していた有名人もいるほど・・・。 特に東のロケーションがよい所です。 北大阪急行「千里中央駅」より西へ徒歩15分。フェンスを乗越えたところです。
豊中市 千里中央公園(約80m) PM74ST
千里ニュータウンの中央付近で吹田市との市境があります。 豊中市側に展望台があります。 道路を挟んで豊中側、吹田側とも駐車場がありますが、どちらもチェーンがかかっていて駐車できません。 北大阪急行「千里中央駅」東へ徒歩15分。
池田市 長楽寺前 PM74RT
府立渋谷高校前の東西に走る道を突き当たりまで行って行き着いた場所がここです。 NTT中継塔がすぐ近くにあります。 全線舗装されていて行きやすいところです。 夜はアベックの車でにぎわいます。 大阪周辺の局とのんびり交信するのに最適な場所です。 NTT中継所までは舗装されていますがさらに悪路を進むと五月山ドライブウェイの池田カントリークラブまで徒歩かバイクなら行くことができます。 低い門があるため、車はだめです。
池田市 五月山秀望台 PM74RT
五月山ドライブウェイ沿いで非常に眺めの良い展望台です。 すぐ近くにトイレがあるので便利! 大阪空港の航空機の離発着の眺めながらの運用が出来ます。 車を止めるスペースが非常に狭いので注意! モービルでの運用ならそこから150メーターほどドライブウェイをすすんだ「池田城跡」での運用がおすすめです。
池田市 五月平展望台 PM74RT
池田市少年自然の家から徒歩20分 良く整備されたハイキングコースを登ると着きます。 五月山ドライブウェイ脇の五月山公園駐車場南の小道を下り方向に歩いて5分くらいです。 展望台の下で風雨をしのげるため、雨天でも運用が出来ます。 良くアマチュア無線家が運用をしている場所なのでアイボールQSOも楽しむこともできるかも知れません。
池田市 五月山公園日の丸展望台(315m+α) PM74RU
五月山霊園の中にある展望台で鉄板製の日の丸がついています。 防災無線のアンテナがありますが、ハンディー機やポータブル機なら問題ないと思われます。 阪急電車「池田駅」から山手に向かい五月山ドライブウェイを歩いて登ります。 途中にいくつかの展望台があり、東方向は日の丸展望台より良く飛ぶ展望台もあります。 阪急宝塚線石橋駅より阪急バス(大回り)に乗車して「五月が丘」バス停下車後、「池田市立少年自然の家」脇の登山口から登る方法もあります。(五月平展望台経由) 展望台の南側には、車の出入りは出来ませんが 屋根付き休憩所や展望のよいベンチがあるので、そこからの運用もなかなかのものです。 そのほかにも五月山公園内には移動運用に適した場所が多くあり、ロングワイヤーを張ることの出来る広い場所もあります。
吹田市 千里北公園(約80m) PM74ST
千里ニュータウンの北東部。 見晴らしは良くありませんが、以外とよく飛びます。 すぐ裏まで車で乗り付けることが出来ます。 キャンプ場も近くにあります。 阪急電車千里線「北千里駅」より北へ徒歩10分。 風車の北側へ登ったところがおすすめです。
三島郡島本町 NTT柳谷無線中継所(約390m) PM74TV
標高の割には、抜群に東方向のロケーションがよいところです。 「ベニーカントリークラブ」前からNTTの私道がありますが、専用道路でない為、ゲートの鍵がかかっていないことが多いようです。 三島郡島本町内ではありますが、道路の少し下は長岡京市で運用もできます。 阪急バス「柳谷」より徒歩で約30分。
高槻市 阿武山(281m) PM74SU
京都大学の地震観測所があることで有名です。 地震観測所前で運用していると、運用を中止させられることもあるそうです。 山頂まで登っても、近隣局との交信が主体となりますが、地震観測所前なら自動車でも運用ができます。 高槻市営バス「奈佐原」より徒歩30分
茨木市 石堂が丘(680m) PM74SV
茨城高原ゴルフ場に三角点があります。 ゴルフ場駐車場での運用が理想的ですが、ゴルフ場ゲート下でも北方向以外には非常によく飛びます。 ゴルフ場への道は急坂(15%)のため、古いソフトバイクは登れないことがあります。 阪急バス「北摂霊園7区」より徒歩30分。
**おはなし** 小さな移動運用 JL3TOG 岩田こうじ
移動運用と言えば「ビックアンテナに50W」なんて言うのが近頃の主流です。 聞くところによると(実際に見たこともありますが)移動運用には許されていない出力を送出している移動運用局もいるそうです。 本当にそういう設備を持っていく必要があるのでしょうか?
私と無線との出会いは小学校の時に始めたCB無線でした。
CB無線とは、「27MHz 8chスポット 0.5W AMモード」の簡易無線で 市街地ではせいぜい2Kmしか飛ばない無線です。 輸出仕様の違法機を使うハイパワーCBラジオからの混信を常時受けながらの運用を強いられました。
アマチュア無線では100Km離れた局とのQSOは かなり簡単に出来て決してDXとは言いませんが そのような条件ゆえCB無線での100Km離れた局とのQSOはDXなのです。 そしてQSOが成立したときの感動は文字に置き換えることが出来ないほどです。
アマチュア無線を始めたとき 電波の飛びのすごさに感動してしまったことを今でも良く覚えています。 恐怖を感じました。 2Wの電波が20Kmほど飛んだだけでした。
パワーを上げて運用すれば より遠くに電波をとばすことが出来るのは周知の事実です。 アマチュア無線家なら「遠くに電波をとばしたい」と思うのは共通の願いだと思います。 しかし 制約のある中でいかに遠くの局とQSO出来るか! いくつの出会いがあるか! そういう楽しみもあります。
簡単な設備で山に登って 思いがけない遠くの局に大声をマイクに浴びせかけて楽しむ運用も 大出力&ビックアンテナの運用にはない素敵なものです。 「より多くと」「より遠くへ」の移動運用ばかりではなく 何か違う目的を持って移動運用を楽しむことも良いことではないだろうかと考えます。
移動運用する度に 開局したての頃の感動を得ることが出来る! 私はそんな移動運用にこだわり続けたいと思います。