スタイル バッテリー電源システム

自慢の「安定13.8V供給」システム

IC-726と、オートアンテナチューナーAH-3の組み合わせでHF移動運用をしていた頃、車から直接電源を取っていましたが、エンジンをかけている時(13.8V)は良いのですが、切ると電圧不足(12V)で上手くチューンしません。
JF2CRP 大島さんに、移動運用でお逢いした時に、「いい方法がある」と、教えて頂いたのがこのバッテリー電源システムです。2個のバッテリーで24Vを作り、DC-DCコンバーターで13.8Vに変換しています。

これを使うようになってから、チューニングに困らなくなり、リグのパワーもきちんと定格通り出る様になりました。

安価な構成

ホームセンターで1個2,000円を割った価格で並んでいるバッテリー38B19Rを2個。 10cm長の銅被覆線の両端にワニ口クリップをつけたもの。無線屋さんで定番商品の30AのDC-DCコンバーター1台のシンプルな構成です。コンバーターは1万円を超えますが、買ったら長く使えます。バッテリーは良い物を買う必要は全くありません。
ワニ口線などの結線時は、慎重さが求められます。ショートする事が無い様に気を使います。

コンバーターとバッテリー接続金具は、極性を間違わない様にする為、一般のバッテリー用金具を使っています。

車内で安定

バッテリー容器の中には、希硫酸が入っています。 布やカーペットにこぼれると、ぼろぼろになってしまいます。車中で倒れることを防ぐ為、コンテナボックスに入れています。38B19Rを4個入れてぴったりの大きさです。
荒っぽい運転をしても全く心配ありません。 こぼれたことは1度もありませんが、こぼれても怖くありません。
バッテリーの老若で変わりますが、50WCQ出しまくり運用を2個1組ですると、5時間程の運用が可能です。

手軽に道具を集めて、綺麗な13.8Vをリグに供給できます。絶対おすすめ!飛びが変わります!

充電は合理的に

充電器は以前、安めの物で1個1個していたのですが、時間がもの凄くかかる為に大容量充電器を購入しました。2個のバッテリーをワニ口付ケーブル2本で並列につなぎ、一気に2個充電しています。一晩で充電完了です。
2組4個のバッテリーは、組み合わせを替えず、運用時間が短くなったら1組ごそっと新しくしています。
月5回ほどの移動運用で、2年間使えました。 高性能で、経済的な電源システム。これからも愛用していきます。

そうそう!!バッテリー補充液の補充は頻繁に必要です。大した額ではありませんが念のため!

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