スタイル 野宿

目覚めて天気ならこんな感じ

 愛車ぶらきちの中には、レインコートがわりのジャンパーや、雨傘、いつでも車中泊できるようにシュラフなどが積まれています。というより、降ろすのが面倒で車に入れっぱなしにしています。
 天気の良い移動先では、その日、朝まで使ったシュラフやジャンパーを後部ドアにかけて日干ししてやります。
 運用が終わる頃には良く干せていて、無線設備撤収後に一緒に車中に仕舞って、次回の野宿に備えます。

 街中ではさすがに格好悪くて出来ません。朝の山奧、ささやかな楽しみです。

さて 朝飯にするか

 運用後の朝御飯の様子です。愛車後部が調理場になります。この日のメインディッシュは1.5倍が売り文句のカップラーメン。2Lの水タンクを2つ常備し、20年使っているキャンピングコンロで湯を沸かします。
 タンク、マグカップ、鍋などの道具と、食材タッパには、お茶、紅茶、シュガー、みそ汁を持ち歩いています。すべて100円ショップでそろえました。安上がりな「キャンピングセット」であります。

 アウトドアショップだと、鍋だけの値段ですべて揃う値段がついています。100円ショップ、恐るべし(笑)

気軽に止まって ちぃーたいむ

 春夏秋冬どんな季節でも、暖かいものを口にするというのは、不思議にほっとするものです。大自然ど真ん中でのティータイムは、名画を前におしゃれにくつろぐ高級喫茶店にも勝るとも劣らないのであります。
 林道での運用を終えると、お腹がへっているものです。上流に集落のない小川の脇に車を止めると、そこは小粋な喫茶店。片手鍋で小川の清流をガバッとすくってお湯を沸かします。

道路の左手2m程下に、きれいなせせらぎがあり、この日もつい、ぶらきち(愛車)を止めてしまいました。

食った食った美味かった

 たっぷり沸かしたお湯を、カップラーメンに大胆に注ぎます。ずるずると麺を喰い、ずずっと汁をすすります。大自然では行儀悪い食べ方がお似合いの様な気がします。人目を気にせずガツガツ食らいます。
 余ったお湯で紅茶を作ります。計量カップを使った金属製マグカップに、紅茶を注ぎます。谷と空の狭間に首をあげて目で追いながら、紅茶の香りと杉木の香りを一緒に楽しみます。幸せだなあと感じるシーンの一つです。

 お金をかけずに山の中で遊んでみませんか?お腹もハートも財布の中(?)もいっぱいになりますよ!

山の中で出したゴミは持ち帰りましょう どんどんページを増やしていきたいと思います!