ドイツ

「ドイツ」といえば、ロマンチック街道に世界遺産、音楽やサッカー…と、
盛りだくさんの魅力と楽しみ方がある国です。
私は、「ドイツといえば…まずは、クリスマスマーケットvvv!」という 大変 偏った
嗜好の持ち主だったのですが(^^;) それでも、実際にドイツを旅して様々な風景に
出会うと、この魅力的な国の事をもっと知りたくなりました。
…そんな、最初の一歩…になった旅行の思い出です。

ヴュルツブルク

【朝焼けのマリエンベルク要塞】
この地を治める歴代の大司教の居城兼要塞。司教が地を統治?要塞に住むの??と
ビックリしますが、こちらの大司教さんは、宗教的権力と政治的権力を併せ持つ「司教領主」
だったそうです^^;  右手に十字架、左手に剣…では、誰も逆らえなさそう〜…^^;

【マリエンベルク要塞から見た市街】
静寂の中、朝焼けに照らされた旧市街が とても綺麗です…v

【アルテ・マイン橋から見たマリエンベルク要塞】
橋の欄干の上には12体の聖人像が立ち
丘の上には、市街を見下ろすように要塞が鎮座しています。
…結構、威圧感あるかも^^;




ローテンブルク

旧市街の周りを、城壁で囲まれたローテンブルクは、中世の面影を
ほぼ完璧に残しています。街の起源は9世紀にまで遡るそうです。

【朝焼けのローテンブルク】

【聖ヤコプ教会】
朝焼けの静寂の中、粉雪をかぶった赤い屋根の煙突からは白い煙。
教会の窓ガラスには朝陽が透けて…と、音の無い風景が
一枚の絵画のようです。

旧市街を囲む城壁

この城壁は、上がる事が できるので
高い位置から街を散策できます。

城壁へ上がると、こんな感じ。
中世っぽい雰囲気に
ワクワクしながら一回り。

城壁への上がり口。
騎士が登場する映画が
始まりそうです。

最初の城壁は12世紀に
出来上がりました。

ローテンブルクの広場から

ローテンブルクのレストランでのランチは「焼きソーセージ」。
これは皮がパリッ!中がジューシー!!で、とっても美味!
ドイツの昼食は、料理にパンがつかず、別料金で注文するそうです。
付け合わせのマッシュポテトなどが「パン」や「お米」の代わりだとか…。
でも、ドイツのパンは、外はサクサクカリッ★ 中はふんわり…で
とっても美味しいんですよv

早朝の靄が晴れると
中世の面影を濃く残す
町並みが、姿を現します。

木組みの家が並ぶ通りは
おとぎ話の世界のようです。


地獄亭

街で最古の建物を改造した居酒屋さん。
「ツア・ヘル」という店名で
「地獄亭」という意味だそうです;;




ニュルンベルクのクリスマスマーケット

ニュルンベルクでは、11月末からクリスマスイブまでの間に
ドイツ最大のクリスマスマーケットが開催されます。

【フラウエン教会前のクリスマスマーケット】
灯がともり始めた夕暮れの中で、ますます
活気づくマーケット風景。

【夜景】
教会の重厚な建物の傍らには、お月様。

シュトーレン

【シュトーレン】
ドイツのクリスマスケーキは「シュトーレン」という
ドライフルーツやナッツを入れて焼き上げたもの。
ケーキというより、パンのような素朴な味で、少しずつ切っていただきます。




ノイシュヴァンシュタイン城へ

アウトバーン

【朝焼けのアウトバーン】
無料で制限時速なし…という事で有名な、ドイツの高速道路 (アウトバーン)
を通って、ノイシュヴァンシュタイン城があるフュッセン へ向います。

氷の湖

【氷の湖】
今まで、氷点下になっても雪が積もっていなかったのに、急にあたり一面が雪景色に。
ここはバイエルン・アルプスの峰峰に囲まれ、森と湖が美しい保養所なのだそうです。
夏に湖水浴でにぎわう湖には、厚い氷が張り、スケートや氷上スキー・ソリで楽しむ人がたくさん。
…そんな中、スケートする子供達の横で、フツーに杖ついて歩いてるおじいちゃんも…^^;;;
大丈夫かなぁ;;;  転んで怪我しないでね。 おじーちゃん^^;

【ノイシュバンシュタイン城】
矢印の先に、かすかに見えてきました。  こんな山の中腹に建ってるんですね。

ホーエンシュヴァンガウ城

【ホーエンシュヴァンガウ城】
ノイシュバンシュタイン城のふもとにあるお城に到着。(この時だけ晴れました…)
ここからは馬車や徒歩で、ノイシュヴァンシュタインへ登ります。

このホーエンシュヴァンガウ城は、12世紀に築かれた後、ルードヴィッヒ2世の父である
マクシミリアン2世が再建して、夏の離宮として使っていました。
ルードヴィッヒは、この城で子供時代を過ごし、ノイシュヴァンシュタイン城の建築中は
この城から建築状況を見ていたそうです。


登り道 樹氷

ホーエンシュヴァンガウ城を横目に見ながら
舗装された広い山道を登ります。
景色を楽しみながら、徒歩30〜40分くらいです。

登り道は、あたり一面
モノトーンの世界。
樹氷が綺麗です。

ノイシュヴァンシュタイン城に到着

【到着〜♪】
「ディズニーランド」のシンデレラ城のモデルになった…と言われる お城に到着ですv

雪と樹氷でデコレーションされた白いお城
…というのも、趣きがありますね。

どうしたって大き過ぎて
カメラに収まりません。


【入城券】
この入城券の写真は、このお城の代名詞のような姿ですが
どうやら、これと同じ風景を見るためには、お城の正門前にそびえ立つ
断崖絶壁の上から見下ろさないとダメみたいです。  

たぶん、このあたりから見たら、写真通りの
城の全景が見られるのではないかな。

でも、普通に徒歩で城門へ向かったので
巨大な城壁越しに、お城の一部を見るのが精一杯。


お城の中は撮影禁止だったので、個人的な感想だけ…。
外見のイメージと違い、内部の個室はかなり狭く、その分、部屋数が多いです。 そして、内部を埋め尽くすのは
派手な彩色と豪華な絵と細かい緻密な細工…! なんというか…「品が良い」というより、「隙間が無いように
ひたすらゴチャゴチャ飾りたててみました」という感じで、息が詰まります〜〜^^; おおおお落ち着かない〜;;
寝室なんて、ベットの天蓋に窒息しそうなほど細かくてゴージャスな彫りが施されて、ベットカバーは金銀の刺繍で
埋め尽くされて…。ここで寝たら、間違いなく「うなされそう」な気が…xxx
飾り立てられた豪華な居間の扉を開けると、いきなり人工的に作られた鍾乳洞があったりして
ほとんど「テーマパーク」なノリの部屋もあったり。(ワーグナーのオペラ『タンホイザー』をイメージしたとか★)
…どうも凡人の私には、「美に傾倒した」ルードヴィッヒ2世のセンスは、高尚過ぎて ついていけないようです^^;;;
…いやもう、すんごいトコでした。(笑)  (でも、お城から見える自然豊かな風景は、とても綺麗でした…v)






お店で見つけた不思議なモノ達

楽しかった旅も終わり…という事で、街のお店を覗いてみました。
ドイツ製…というと、質実剛健でデザインより実用性重視!というイメージだったんですが
遊び心がある面白いものもたくさん!  これは、その中の ほんの一部です。

30cmほどもある大きなビアグラス。
描かれたイラストもユニーク!

あちこちのお店で見かけた
不思議な表情の猫達。

クリスマス用のプレゼント?でしょうか。
ワインと星型のチョコと木製の天使(?)がセットになってます。
ドイツって、こういう木製の人形が、なんとも素朴な表情で可愛いんですよねv
カラフルなラッピングも楽しいです。







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