ペルーといえば…
インカ帝国の遺跡と、アンデス山脈をバックに流れる「コンドルは飛んでいく」の旋律?
…というイメージしかなかった私ですが、実際に訪れてみると、その雄大さにひたすら感動!
…な旅でした。
13〜16世紀にかけて栄えたインカ帝国。
その古都だったクスコですが、16世紀にスペインに征服された為
町並みはスペイン風の茶色い屋根の建物に作り変えられています。
標高3360mに作られた立派な都市です。(ちなみに富士山の高さは3776m…)
【アルマス広場】
クスコの中心になる広場に面してスペイン式のカテドラルが
建っています。
…でも実はこの頃、私は高山病でふらふらになってて意識朦朧…Т‐Т
高山病プチ体験談★標高2000〜2500m以上に到達したとき発症。発症には個人差があり、ほとんど無症状の人も。重症化すると頭痛・めまい・吐き気などが起こり、持病がある人はそこを集中攻撃される感じです。…ちなみに私は偏頭痛持ちなので高地にいる間中、吐き気を伴ってずきずきガンガン… 「山酔い」と呼ばれるだけあって結構ツライです…
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『空中都市マチュピチュへ出発』 | |
早朝、この列車でいよいよ
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細い山道を登りつめると、いきなり視野が開けて遺跡の全景が…!
とても空気が澄んでいるため細部までくっきり見えて、まるで壮大な「絵」のよう。
標高2280mにある遺跡です。あれ?…と、いうことはクスコより低い位置にあるんですね。
なんとなく『天空都市』というイメージを持ってましたが、実は『中空都市』だったんだ…。
有名な上↑の風景から
畑仕事の途中で、うっかり足を
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遺跡内 | |
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【見張り小屋】
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…実はこーんなに高いところにあります!
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見事にきっちり積まれた石の間
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手前にあるのは神官の館と主神殿。
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【居住区跡】
階級ごとに居住区が分けられ、整然とならぶ住居跡。
後に見える山はケチュア語でプトゥクシ。訳すと『陽気なしゃれこうべ』^^;
住居跡から見た「陽気なしゃれこうべ」山。
…あ、ホントに「しゃれこうべ」っぽい…。
子供の頃「妙な名前だな〜」と思った湖はこんなところでした。
ちなみに「ティティ」はピューマ、「カカ」は石、と言う意味らしいです。
インカの創始者がこの湖に降臨してインカ帝国を築いた・という伝説が残る湖。
標高3890m。ついに富士山を追い抜き、高山病もMAX状態!鼻血が出始めました〜 ふんがー//
【ウロス島】
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【ウル族の女の子】→
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←高地での主食はジャガイモや粟の種類。
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【ハチドリ】
セスナ機で20分ほど砂漠を飛ぶと地上絵が見えてきます。
このセスナ機のパイロットのおじさんが
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【山の斜面に宇宙人?】→
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砂漠の真ん中に突然湧き出した泉
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周りはすべて砂漠!
後方に見える砂丘を
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今回の旅の『お土産』。
真ん中の『鳥』はオカリナで、後頭部から水を入れ
尻尾の先を吹くと、鳥がさえずるような音色がします。
刺繍の掛け布はウロス島のおばあちゃんの手作りv
【2005.7月】