白の平オートキャンプ場  大峰山
〒638-0431 奈良県吉野郡天川村洞川 0747-64-0753 更新 

修験道の聖地 大峰山(山上ヶ岳へ(片道約3時間)

  日本百名山で有名な「大峯山」は山上ヶ岳から南の弥山、
   八経ヶ岳を含む山全体をさして紹介されています。   

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最大の修行場 「西の覗き」

発菩提心門


お助け水
 
鐘賭け岩

大峰山寺

■大峯山登山心得

■宗教上の伝統により古来より女性は入山できません
■大峯山寺や茶屋、宿坊は
毎年5/3〜9/23まで開いています。
■大峯山の登山道は整備されておりハイキングの服装で十分登山できます。
(往復5〜6時間)(懐中電灯、雨具の用意)
初心者は登りと下りは同じコースをとること。また登山口の大橋で登山届けを出しておくこと
■行場はやらずに通過してもかまいません。
■道中ですれ違うときはお互いに「よ-まいり」と声を掛け合いましょう。
■茶屋で杖、はちまきを買って行場や本堂で焼き印や朱印を押してもらうと記念になりますよ。

 ■大峰登山コース(一般用)                                                     

洞川 <10分(車)> 大橋(登山口P有り) <15分> 一ノ瀬小屋 <30分> 一本松小屋土日 <20分> お助け水(中間点の湧き水、休憩すると楽) <20分> 洞辻茶屋金土日(尾根道の始点、ここからがホントの大峯山)<7分> だらにすけ茶屋土日(2軒のみ営業) <2分> 当店だらにすけ茶屋金土日(名物ミツ爺、大峰土産にだらにすけを) <25分> 鐘掛岩(第一の難関) <15分> 西の覗き(大峰修行のハイライト) <10分>  大峰山寺


 (ほっしんもん) 水行で身を浄めた行者達が「六根清浄」=ろっこんしょうじょう を唱えながら登っていきます。
          六根とは人間の身体と心のことです。すなわち「眼耳鼻舌身意」=げんにびぜつしんい の六つ
          をいいます。身体を浄め心を浄めて発心門をくぐります。


 ■大峯山、行場ポイントガイド
■ 鐘掛岩    足の運びを間違うと登れない大岩(高さ20m)=ただ無心の状態でこの岩を登る。
 (かねかけいわ) この素直な心がこの行場で学ぶことです。
■ お亀石    この場所は役の行者が大峰修行時この場所で座禅され33回目の時、真の悟りを開かれた清浄な
          場所です。聖地なるがゆえ「お亀石 踏むなたたくな 杖つくな よけて通れよ 旅の新客」
■ 等覚門    この辺りまで来ると人それぞれに覚りを開いて昨日まで住んでいた下界とは異なったある種の
 (とうがくもん) 感慨を抱くようになります。
■ 西の覗き   日本三大荒行(他のふたつ=羽黒山の強飯行、熊野の那智大滝の寒行)のひとつであり、命綱を
 (にしののぞき) 他人に託して眼もくらむ高さの
壁からの捨身行。昔は六文銭(つまり三途の川の渡り賃)を口
          に加えて行をしたともいわれます。
          自らの悪行を懺悔して身を捨てる(死ぬ)ことにこの行場の意味はあります。
■ 裏行場    胎内くぐり、寒の河原、天の川、蟻の戸渡り、平等岩など数々の難所を通っての荒行。
          捨身行を終えた行者が御仏の胎内で再生し、清浄な心身に生まれ変わることを意味します。
          この行を終えると旅の終わり大峰山寺が目に入ってきます。

    鐘掛岩や西ののぞきの行場にはうかい路があります。
(注)宗教上の理由により山上ヶ岳周辺は女人禁制となっています。

大峯山系は山が深いのが特徴です。毎年、遭難事故が多発しています。

登山の際には

・必ず登山計画を立て駐在所などに提出すること。
       ・食糧、装備は充分に、また無理はせずひき返す勇気も必要です。
          ・万が一の際、場所によっては携帯電話が使用できるエリアがあります、電源を入れて確認しましょう。
天川村での高山エリアはほとんど国立公園特別保護地区になります。

マナーとルールを守って楽しい登山を

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