D オービタルサンダーで磨く

 広範囲のやすりがけを、手軽にこなせる電気工具がオービタルサンダーである。
 木工では、作品の仕上げだけでなく、面取りや平面・曲面の研磨、塗装前の仕上げなど、様々な研磨作業の場面で利用できる。
 サンダーの種類は、パットの動く機構によって区別される。
 一般的なものが、細かな円運動により、四角いパッドが振動するオービタルサンダーである。このオービタルサンダーは、パッドが四角いため、作品の隅の方もピッタリとおさまり、きれいに磨くことができる。
 ペーパーは、クリップで取り付け、市販されているペーパーをちょうど3等分したサイズである。

ペーパーの取り付けと研磨方法
@ サンドペーパーを3等分にする。
A クリップを上げる。
B サンドペーパーを合わせる。
C クリップ部にサンドペーパーを折り返してはさむ。
D 材料の研磨面にサンダーを押し当て、スイッチを入れる。
あまり強く押しつけないで、サンダーがぶれない程度に押さえる。