B スライド丸のこを活用する
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スライド丸のこ |
がっちりとした支点で支えられた丸のこを、上から下に押し下げ、ターンベースに固定した材料を切断できるのがスライド丸のこである。
奥に押せるスライド機構により、300mmほどの幅のある材料も切断できる。
また、様々な角度切りも可能である。切断する材料をテーブルに置き、本体に付属の固定用バイスで留める。手前にあるハンドルのロックを解除し、テーブルごと丸のこをまわして、任意の角度で設定すればよい。
価格は様々であるが、やや高めである。しかし、けがき線の真上から一気に丸のこの刃を材料に当て、高い加工精度で切断できたり、4×4材など、厚みや幅のある木材も一発で切断可能なので、価格分の価値は十分あるといえる。
スライド丸のこの操作方法 | ||
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切断線に丸のこの刃先を合わせる。 |
A | ![]() |
材料を動かないように、しっかりと固定する。 |
B | ![]() |
ロックスイッチを解除し、丸のこの回転スイッチを握ってONにする。 |
C | ![]() |
ハンドルを押し下げ、丸のこを近づける。 |
D | ![]() |
切断線に合っていることを確かめ、ハンドルを押し下げて材料に切り込む。 |
E | ![]() |
ハンドルをいっぱい下まで押し下げ、丸のこを前方へ押し出すようにして、一気に切断する。 |
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切り終わったら、ハンドルを上げ、回転が完全に止まってから材料を取り出す。 |