立体のかき表し方
物体の形をわかりやすく表すために、一つの図で立体的に図示する方法としてよく用いられるものが、
キャビネット図と等角図です。これまで、キャビネット図や等角図のかき方を指導するときは、
方眼や斜眼黒板を用いたり、市販ソフトウェアを活用したりして、視覚的に指導してきました。
ここでは、Excelを活用した製図で、キャビネット図と等角図のかき方を説明します。
また、かき順をFLASHの動画で見ることができるようにしました。


キャビネット図のかき方

キャビネット図のかき方は、正面から見た図をそのままかき、奥行きを45°の斜め方向にかく。
正面の図は実寸比率であるが、奥行きは1/2に縮小してかく方法です。

        

FLASHで動画が見ることができます。

作図手順

1.基準の水平線をかき、立体の一つの面を正面にし、実物と同じ形に下がきする。

2.奥行きを示す線を、45°の方向にかく。
3.奥行きを示す線の長さは、実際の長さの1/2に縮めて取り、下がきする。
4.不要な線を消し、外形をはっきりかく。

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