薬師寺花会式
薬師寺花会式(鬼追い)
造花10種12瓶の献花
松明をもって堂外に並ぶ僧
松明を振り回す
暴れまわる鬼
暴れまわる鬼
日時:3月30日-4月5日
所在地:奈良市西ノ京町
交通:JR・近鉄西の京駅下車
内容:薬師寺では古くは2月に本尊薬師如来に国家の安泰と五穀豊穣、万民豊楽を祈る修二会が行われていたが、堀河天皇の皇后の病気全快をよろこび、造花10種12瓶の献花が加えられて4月に行われるようになり、一般に「花会式」呼んでいる。造花は薬草で染められた素材で一つ一つ手作りされた梅、桃、椿、山吹、桜、牡丹、藤、杜若(かきつばた)、百合、菊の10種。堂内での行法が終わった5日の夜8時に鬼追いの儀がある。松明をかざした黒(父)、青(母)、赤(子)の鬼が親子の盃すませて、一匹ずつ堂外にあらわれ、大声で叫びながら堂をかけめぐる。最後は毘沙門天が鉾もってあらわれ鬼を退散させる。
撮影のポイント:5日の夜の鬼追いの儀が面白い。鬼の動きが激しく、周囲の鉄柵が邪魔になるので撮影はかなり難しい。
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