往馬坐伊古都比古神社火祭
往馬坐伊古都比古神社火祭





御無神(ゴムシ)を突き刺した大松明


弁髄(ベンズリ)による海老舞


火取り神事


炎々と燃え上がる御無神(ゴムシ


日時:10月第2土日曜日

所在地:生駒市一分町

交通:近鉄一分駅下車

内容:以前は10月10-11日に行われていたが、2000年から10月第2土日曜日に変更された。日曜日(体育の日前日)午後1時過ぎから、まず拝殿の前にまつられた4箇の神輿が氏子によって拝殿から広場に運ばれ、その後広場の上にある高座に移し、上座(菜畑座、北方座、新造座からなる)と下座(一分座、むつ座、萩原座からなる)の座中の人々によって神饌が競って供えられる。次に8本の御幣奉納のなか行われるのは、広場に立てられた2本の大松明に太鼓の合図で4本の御無神(ゴムシまたはオムシ(ススキの穂を束ねたもの))を突き刺す競争。早く4本を差し立てた方が勝ちで、決着がつくと御無神(ゴムシ)は広場に残し大松明は片づける。その後祝詞奏上、巫女による剣の舞、弁髄(ベンズリ(世話役))が海老をすくう所作の海老舞を3回奉納し、いよいよ火祭りとなる。神輿とともに渡御した火松明に点火され、これを上座と下座の座中にわたされると、2人は競って石段を下り、炎々と燃えあがるこの松明を御無神(ゴムシ)の脇をを引きまわす。その瞬間、御無神(ゴムシ)は巨大な炎の塊となる。

撮影のポイント:火祭りは一回限り、数分で終わるので、撮り逃がさないように注意。


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