采女祭
采女祭





十二単衣姿の花扇使


竜頭船


鷁首(げきす)船のミス采女、南都楽所楽人ら


猿沢池に浮かぶあんどん


日時:9月中秋の名月

所在地:奈良市樽井町猿沢池畔 春日大社末社采女神社

交通:近鉄奈良駅下車

内容:采女神社は春日大社の末社で、猿沢池の西北方に池を背にして西向きに建てられている。昔奈良の帝に仕える美しい采女を一度お召しになったが、その後はお召しにならなかったので采女はこれを悲しみ、猿沢池に身を投じた。、帝はこれを嘆かれ、池の傍らに墓を建てられたと言われている。当日、午後4時からJR奈良駅前から美しい草花で飾った2メートル余りの大きな花扇を載せた車を数十人の稚児が引き、十二単衣姿の花扇使になった若い女性が御所車に乗って行列の後に続く。三条通りを東進し、6時頃神社に着く。花扇奉納の祭事が行われる。池に浮かぶ竜頭船に花扇使、2艘目の鷁首(げきす)船にミス采女、南都楽所楽人らが分乗し、雅楽を奏でながら池を3周してから、池の真ん中で花扇使が采女の霊を慰める。

撮影のポイント:御所車に乗った十二単衣姿の花扇使などの行列、花扇使、ミス采女、南都楽所楽人らが乗った竜唐船などが面白い。竜頭船までの距離が遠いので撮影には大容量のストロボが必要。


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