飛鳥坐神社おんだ祭
飛鳥坐神社おんだ祭
暴れ回る天狗
農作業を演じる牛男
農作業を演じる翁
籾を蒔く神職
お多福と天狗の登場
天狗のパフォーマンス
「種付け」行事
「種付け」行事
日時:2月第1日曜日
所在地:奈良県高市郡明日香村飛鳥
交通:近鉄橿原神宮前駅より奈良交通岡寺前行きバス飛鳥大仏前下車
内容:この日は正午頃から天狗と翁の面をかぶった村の若者がササラを振り回して村中を暴れ回る。2時頃には天狗も翁も引き上げてしまい、一番太鼓を合図に祭事が始まる。これが済むと天狗と翁の農夫と、黒牛の縫いぐるみををかぶった牛男が農作業を演じる。二番太鼓で神官が「種まき」と「植つけ」をおこなう。三番太鼓を合図に、黒紋付に赤い蹴出しのお多福とチョンマゲのボテかつらに印袢天の天狗が寄り添って登場する。天狗がまず「汁かけ」の行事を行った後、お多福がコロリとあお向けに寝ると素早く天狗がその上に乗りかかり「種付け」をおこなう。「種付け」が終わると二人はやおら立ち上がって懐中から紙を取り出し、股間をふいてその紙を観衆に散布する。この「ふくの紙」を使用すると子宝に恵まれるという。
撮影のポイント:狭い境内で行われるので撮影場所の確保が大変だ。ストロボの準備も必要。初回は暴れ回る天狗と翁を中心に狙うのも良い。
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