稲淵・栢森綱掛祭
稲淵・栢森綱掛祭





稲淵の雄綱


栢森の雌綱


日時:1月11日

所在地:奈良県高市郡明日香村稲淵・栢森

交通:近鉄橿原神宮前駅から奈良交通バス稲淵・栢森下車

内容:正月11日は年明け後はじめて田畑に出て鍬を入れる所作をし豊作を祈る日である。当日朝から稲淵では陽物(男根)のついた雄綱を作る。綱の直径は4-5cm、長さ70-80mで紙垂や榊、わら束などが付けられる。陽物の上部には御幣がさしこまれる。夕刻、陽物が川の真ん中にくるように綱を掛け、飛鳥坐神社の宮司により神事が行われる。栢森では当日午後から陰物(女陰)のついた雌綱を作る。陰物の周りには紙垂をつけ、下には蜜柑を付ける。龍福寺の住職が供養を行い、綱が掛けられる。

撮影のポイント:雄綱や雌綱の形も面白いが、縄掛の神事や供養をねらうのも良い。


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