高田亥の子暴れ祭
高田亥の子暴れ祭





山口神社のご分霊を祭る屋形


お仮屋を壊す子供ら


円錐形の赤飯を逆さまにしてネムの木はしでささえる


日時:12月第1日曜日

所在地:桜井市高田 山口神社

交通:JR・近鉄桜井駅下車

内容:この祭りは桜井市高田の山口神社の山の神の祭り。以前は当屋の家で行われていたが現在は集会所で行われる。集会所の前に青竹で2メートル四方のお仮屋が建てられ、その上に山口神社のご分霊を祭る屋形が置かれる。お仮屋の周りに木で作った小さい馬鍬、唐すき、かま、のこぎり、つち、まさかり、包丁などの農機具がつるされ、さい銭も紙包みにしてつるされる。祭りの日の3時頃、高田の小学生以下の子供らが集会所の前に集まり、お仮屋につるされた小さい農機具やさい銭を取り、お仮屋を壊してしまう。次に子供らは集会所に入り用意された供御(おぜん)の前に座る。円錐形の赤飯を逆さまにしてネムの木はしでささえる。大当屋の合図で汁を入れた椀を投げつけ、供御や手桶をひっくり返し、踏みつけたりして騒ぐ。夕方6時から、集会所の神棚のお灯明にぬれ藁を投げつける。

撮影のポイント:ミニチュアの農具のクローズアップ、お仮屋を壊したり汁を入れた椀を投げ合う子供らなど。


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