村屋坐弥富都比売神社おんだ祭
村屋坐弥富都比売神社おんだ祭





鋤で畦切り


牛使いと2人の牛男が扮する牛による唐鋤


牛使い


神職による田植


日時:2月11日

所在地:奈良県磯城郡田原本町蔵堂

交通:近鉄田原本町駅下車徒歩40分

内容:毎年2月11日(昔は旧正月の10日)の4時頃から、四方に忌竹をたて田に見立てた拝殿の前庭で、神職の祝詞後、鋤で畦切り、三本鍬で荒田おこし、鍬で畦こねと畦塗り、そして籾蒔きを行う。その後、牛使いと2人の牛男が扮する牛による唐鋤、馬鍬(昔は本物の牛を使っていた)で田植えの準備を行うが、この時牛が良く暴れると豊年になると伝えられている。巫女が神楽を奉納、神職が田植えを行い、使った苗松は郷中の農家、参列者に配る。最後は餅まきで終了する。村屋神社のHPによれば、かつてこのおんだ祭におかめ・ひょっとこの面が使われ、田植え歌が歌われ、雨乞い踊りがなども行われていたという。

撮影のポイント:葛城地方の各神社で行われているおんだ祭とほとんど同様であり、撮影方法も変わりない。ただ、それぞれの神社によって田植え所作の順序に多少の違いがある。


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