六県神社おんだ祭
六県(むつがた)神社おんだ祭





神楽奉納


太鼓を腹に入れ妊婦に扮する若者


神主と問答をする妊婦


神饌米を床に撒く農夫


日時:2月14日

所在地:奈良県磯城郡川西町保田

交通:近鉄結崎駅から奈良交通法隆寺行きバス保田下車、または近鉄平端駅から奈良交通大和高田行きバス唐院下車

内容:六県神社のおんだ祭は「子出来おんだ」とも呼ばれている。午後7時ごろから祭事が始まる。水見回り、牛使い、肥おき、土こなげなどの所作の後、椿の葉をちぎって苗に見立て田植えをしたり、たにし拾いという所作をする。この後、祭の本番にはいる。白装束に手拭いで姉さんかぶりをした若者が、下腹に直径30センチくらいの太鼓をいれて妊婦に扮し、頭に米3升を入れた桶を戴き、拝殿を一周し弁当を運ぶ所作をし、正面にすわった神主と問答をする。問答が終わると陣痛を訴え、腹に入れた太鼓をほおりだして分娩をする。このあと神饌米を床に撒く種蒔き神事がおこなわれる。

撮影のポイント:珍しい祭であるが、クライマックスを1枚の写真でを表現することは難しい。


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