春日若宮おん祭り
春日若宮おん祭





大宿所祭での珍しいお供え「懸鳥」


大宿所祭の御湯立


稚児流鏑馬


田楽座


田楽座


大名行列


御旅所祭での細男


日時:12月15-18日

所在地:奈良市春日野町

交通:JR・近鉄奈良駅下車

内容: 春日若宮おん祭は春日大社の摂社である若宮神社の祭礼で、860余年前保延2(1136)年の洪水飢饉の折り、時の関白藤原忠道公が若宮神を春日野の仮御殿に遷し丁重にお祭りしたところ、雨は止み作物豊饒となったので以来毎年行われることになったと言われている。15日は御湯立、大宿所祭、16日は宵宮祭、17日は遷幸の儀、お渡り式、南大門交名の儀、松の下の儀、競馬、お旅所祭、稚児流鏑馬、遷幸の儀、18日には後宴能などの数々の行事が行われる。

撮影のポイント: 15日大宿所には早朝より雉、塩鯛、鮭などをつり下げた「懸鳥(かけどり)」と呼ばれる珍しいお供えがある。17日は正午すぎから日使(ひのつかい)、巫女(みかんこ)、細男(せいのお)座、田楽座、猿楽座、大和士(やまとさむらい)、大和国内の大名などの行列のお渡りが行われるが、道中は見物客が多いので平凡な写真になりやすい。やはり出発前の県庁前でのスナップがポイント。17日早朝の遷幸の儀など写真撮影禁止の神事には注意すること。


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