椣原かんじょうかけ
椣原(しではら)かんじょうかけ
雄綱につけられた男根
雄綱につけられた男根
巻き上げた雄綱と雌綱で押さえつけられる村人
近鉄線路内を移動するかんじょう縄
平群川に掛けられたかんじょう縄
日時:1月3日
所在地:奈良県生駒郡平群町椣原
交通:近鉄元山上口駅下車
内容:平群町椣原では以前1月7日に縄を作り、8日午後から縄掛けをする行事だったが、昭和58年から1月3日に改められた。金勝寺の前で雄綱と雌綱を、薬師堂のぬれ縁では古老が酒をつけながら男根を、金勝寺本坊では足を作る。綱が出来上がると雄綱で綱引きをし、雌綱といっしょに大きい玉に巻き上げてその下に誰かれなく倒して上から押さえつける。午後、集落の中を流れる平群川が大字を離れる所で縄掛けが行われる。雄綱、雌綱を川の上に張り渡し、縄を掛ける木の下の地蔵に供え物をして行事を終える。
撮影のポイント:古老が藁で男根をつくる光景や大きい玉に巻き上げられた雄綱と雌綱で押さえつけられる光景が面白い。
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