十念寺二十五菩薩来迎会
(紫雲山)十念寺二十五菩薩来迎会 (平原念仏)

(時宗)



日時:3月27日(1949(昭和24)年の堂火災で中止)

所在地:長野県小諸市平原1829

交通:しなの鉄道(旧JR信越本線)小諸駅下車

内容:御堂(極楽浄土)と舞台(現世)との間に橋が架けられ、極楽鳥の舞、天人の舞のあと、菩薩らが、先頭に不動明王、中心に阿弥陀如来、最後に毘沙門天の順で登場。観音、勢至菩薩が念仏行者の来迎引接の儀式をおこなう。 ここでは、金剛蔵、陀羅尼、山海慧、無辺身菩薩が省かれ、不動明王、地蔵菩薩、阿弥陀如来、毘沙門天が加わる。戦後1949(昭和24)年の火災で堂が消失。菩薩面は焼け残ったが、来迎橋をかけた本格的な練り歩きはできなくなり、現在は中止されている。しかし、5年ごとの「郷土伝統芸能のつどい」(小諸市民会館)で、この来迎会の短縮版が披露される。市重要無形文化財。


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