鎌 ヶ 岳 (1161m)
長石谷〜鎌ヶ岳〜三ツ口谷

H15年6月22日
参加    8名

   

山頂

鈴鹿セブンマウンテンの一つ、その中でもひときわアルペンムードの高い鋭鋒鎌ヶ岳へ、初級の沢歩きが楽しめる長石谷から入ります。
鈴鹿スカイラインを湯ノ山温泉から大石公園を通り過ぎ、少し上った所に登山口があり、数台の駐車スペースに一番乗りで駐車します。

準備体操で軽く体をほぐして出発です。登山口から一歩入ると別世界、緑にスッポリ包まれた沢は梅雨時にしてはさわやかで、心も軽やかにスタートします。
見上げる空は曇り空、今日は泣いてはいけません!とお願いして。

登山口から堰堤を右に巻いて長石尾根への道を右に見て、左に道をとり谷に下ります。下りた所が白砂の川原、文字通り真っ白の砂原をさらさらと水が流れ、緑が木陰を作って絶好の休憩ポイントですが、まだ休憩には早いので通過します。



ここから渓流を遡行します。今日は水量が多くないので足場を上手く探せば濡れずに、登山靴でも行けそうです。
石を飛んだり、渡ったり、巻き道になったりしますが、ペンキマーク、テープもあります。が、私は2.3見落としてしまいました m(_ _)mです。

長石谷犬星の大滝


次々に姿を変えて水は自在に谷を走り、滝になり、淵になり、途切れないメロディーを奏で、それに加えて小鳥達の清らかな声のハーモニーです。
ほのかなピンクのササユリが華を添えて、萌黄色の谷間のシンフォニーは途切れることはありません。
これは沢の醍醐味かなぁーーー。

犬星の大滝は大きな岩を滑るように落ちる水が飛沫となって飛び散り、辺り一帯をすっかり冷気で包みます。
水辺の恋しい季節、大自然のクーラーに適うものはありません。

岳峠から鎌ヶ岳の大ガレ




この先水は次第に少なくなり、伏流となります。

沢から離れて急登を頑張り、樹林を抜けて汗いっぱいで岳峠に到着です。
目前に大迫力の鎌ヶ岳、大ガレが迫り、一気に展望が開け高度を感じるところです。尾根を渡る風は一段とさわやかで、ウツギや遅咲きのツツジの鮮やかな紅色に疲れを忘れます。




あとはガレ場の急登です。南の展望が大きく開け、まだつぼみのベニドウダンの愛らしさに目を奪われます。







人気の山だけに山頂も先客多しです。
360度の展望は北には御在所岳、雨乞岳、綿向山などが連なり、南には入道ヶ岳、野登山、仙ヶ岳などが重なって広大です。
とりわけ鈴鹿一のヤセ尾根、水沢峠を経て宮指路岳から仙ヶ岳へと続く緑濃い鎌尾根が、私の心を素手でつかんで揺さぶります。

鎌尾根〜仙ヶ岳の展望山頂直下の下り

昼食の後は鎖場から始まる北斜面を三ツ口谷へくだります。
これは雨水の流失による崩壊でしょうか、鎖はありますがツルツルの急斜面です。

大下りを下ってしまうと三つ口谷の分岐(標示板あり)があり、ガレ場を右にペンキマークを辿って三ツ口谷に入ります。巻き道や直登ルートなど登山道は複雑に絡み合って、変化に富んだルートです。
この沢も明るくてとてもクリーンな沢で、今を盛りとコアジサイが両側にたくさん花をつけ、淡いブルーの優しい花はこの沢とこの時期にピッタリ。
三ツ口谷出合いでスカイラインに出合い、あとは川とスカイラインの間の道を下って駐車した長石谷登山口に帰ります。

下りは少し雨になりましたが大した降りにもならず、梅雨の小休止をぬって初級の沢遊びでした。
ササユリ








コースタイム


長石谷登山口 8:45―犬星の滝 9:55―岳峠 11:00―鎌ヶ岳 11:25(昼食)12:05―三ツ口谷分岐 12:20―三ツ口谷出合 13:40―長石谷登山口 14:05