金勝アルプス
(鶏冠山 491m 竜王山 605m)
H 15年3月9日
参加 19名
昨日の思わぬ寒波に、大あわてで雪の精がふわっと、優しく、丸く、雪をおいて行ったに違いありません!
明けて、金勝アルプスは春の雪を装って白い夢の中でした。

京都駅に近づくにつれ、雪空と横なぐりの激しい雪、これでは前方さへ見えないのでは…と今日のリーダーpororiは少し不安になります。
草津駅では2分しかない乗換えも、皆様のご協力でスムーズに行き、殆ど貸切状態のバスで登山口のある上桐生に向かいます。
バス停から登山口はすぐです。登山道に雪はないけれど、木々はしっかりと雪積もらせ両側は真っ白、空は重い鉛色ですが、思わぬ一面の雪に「わァーきれい!きれい!」 「very good!」 の声も。
沢沿いに何度か小さな流れを横切り、落が滝分岐から滝をピストンします。

白い樹に囲まれて、垂直の岩を滑るように細い滝が落ちています。水量は少ないようです。
分岐まで戻りいったんこの滝の上に出て、北峰縦走路に合流します。
テープはあるのですが、一度見落として、支尾根に迷いこみ引き返しました。積雪時はテープが見辛く、こういうことがたまにあります。
1ヶ月ほど前に下見にも来てよく分かっている積りだったのに、皆様ごめんなさい。
縦走路を左にとり鶏冠山をピストンします。傾斜がきつくなり、所々展望も開け琵琶湖や対岸の山々、湖南平野が眼下に、のどかに広がっています。
展望のない鶏冠山山頂は3等三角点をタッチして下ります。

岩の間を通り、緩いアップダウンがあり、奇岩、巨岩が連なって、標高のわりには、展望もよく、なかでも巨岩が複雑に重なって大きな岩舞台のような天狗岩は圧巻です。
この天狗岩絶好のビューポイントでは皆カメラマンになり、某氏いわく「こんな景色は神様にしか作られへんよなぁ〜」なんて…らしからぬ発言が飛び出して、いたく感動のご様子でした。本当に人間の及ぶところではないと、心底そう思います。


続いて耳岩へ。綿の花が咲いたような林を行きます。あまり広くはないけれど風を避けて昼食にします。食べ終わると、誰言うともなくさっさとザックを担いで出発準備、皆寒いのです。

白石峰を直進して竜王山へはいったん雪の階段を下り、再び上り返し、八大竜王を祭る祠から一息、階段を上ると山頂です。
ここは4等三角点、、冬の琵琶湖の向こうには雪多き比良の山が白く光り、競技場のような栗東トレセンが真下に、街が小さな箱庭に見えます。

空模様は持ち直し、青空と曇空を交互に繰り返しますが、天狗岩〜白石峰〜竜王山の縦走路の展望はgoodです。琵琶湖はもちろん、湖南の山、比良山、金勝アルプスの岩峰、近江富士の異名のある、きれいな三角錐の三上山がポコッと丸くかわいらしいのです。
雪ついていても、青空が覗くとやはり陽射しは春めいて、もうそこまで春が来ている実感です。思わぬ雪にちょっと立ち止まっているのね。

白石峰まで戻り、狛坂磨崖仏へと下ります。大きな岩に如来像と、左右には菩薩像のとても立派な三尊像です。
今日は雪のお帽子ですね。
後は谷を下り、林道に出合って上桐生バス停まで帰ります。
朝はあれほどたっぷり、ふんわり積もっていた雪が、やはりこの時間では溶けて水っぽい景色に変わりました。
真っ白の新鮮な朝の雪景色は、今期最後の名残りの雪!神様からのプレゼントでした。
コースタイム
登山口9:06→落ヶ滝分岐9:30→落ヶ滝9:35→北峰縦走路10:30→鶏冠山10:55→北峰縦走路11:25→天狗岩11:55→耳岩12:10⇔昼食12:40→竜王山13:00→狛坂磨崖仏13:45→登山口バス停14:50
