白鬚岳(1378m)
H15年11月8〜9日
参加 7名
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前夜、川上村「匠の聚」コテージで宿泊し、早朝、東谷出合の登山口へ移動します。数台の駐車スペースと「白鬚岳登山口」の小さな標示板があります。
8:20分登山開始、尾根までは薄暗い植林の中をつづら折に登ります。
紅葉はもう遅いようで、足元には色とりどりの、大小さまざまな形の落葉が降り積もって目を楽しませてくれます。
これは何の葉っぱ?
小判形の小さい黄葉はブナ、ナラの類?長い葉はクヌギ?らしくないモミジの類ウリハダカエデ、一番大きい葉はトチノキ?ホウノキ?
実に形、色、多種多様です。(スミマセン、?マークばかりで)殆どわからないのです(ーー;)
白いはかなげなマツカゼソウが少し寒そうです。

唯一の水場に着きます。大きな岩から苔清水がポタポタと落ちて、優しい?Eリーダーが背中が濡れるのも、ものともせずに皆に美味しい冷たい水を汲んでくれます。
自然にろ過され、大地に育まれて清く美味しい水になるのですね。元気いっぱいになりました。
道は危ういところもありますが、ロープや桟橋も要所にあります。(1ヶ所どう見てもキケンな状態の桟橋もあり、誰も通りませんでした)

尾根に出て神之谷コースと合流し植林から雑木林に変わります。
衣を脱ぎ捨てた寒々とした林の下は落葉に埋もれて枯葉の道が続きます。この晩秋の景色が私はとても好きです
小白鬚からは行く手に鋭角の白鬚岳が、振り返ると木ノ実や塚から薊岳あたりが雲の間に見え隠れしています。が、この後だんだんガスに覆われてしまい、展望がなくなります。

小白鬚からさらに岩がらみの尾根、急登、小さいキレット、大きな岩を巻いたりしながら4つのピークを越します。それぞれのピークからは大展望らしいのですが…。
4つめのピークはもう白鬚岳の直前でこのコース随一の好展望、撮影ポイントとリーダーに聞き、しばらく休憩して期待しますが何も見えません。
見えそうで何も見えない、もどかしい霧の摩周湖ならず霧の白鬚岳でした。

山頂で昼食にします。
雨ではないのですが、空中の水滴が細い枝先に溜まってだんだん大きくなって、その重みに耐えかねて落ちてきます。
気温が低いとこれが霧氷になるのですね。
下りは来た道をそのまま戻ります。
足元のたくさんの葉を踏みしめて歩くと、いやが上にも冬の訪れを感じます。
木々はもう冬支度、やがて訪れる厳しい寒さと乾燥に耐えるため葉を落として休眠するのですね。
色づいて落ちて行く葉は一年の旅を終えて、華やかな色と輝きを残し、はらりと枝を離れます。
自然の営みの合理性とドラマです。
霧深い白鬚岳は、それゆえに一層心残りの山になりました。
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コースタイム
登山口 8:20→小白鬚 10:25→白鬚山頂 11:34⇔12:10→小白鬚 13:10→登山口 15:00