堂 満 岳!(1057m)
雪と遊んで pororiの納山
H16年12月26日
参加 3名
ロープウェイが廃止になって初めて行く比良山系です。いつもpororiの納山と称して一年を静かに振り返ってみたい思いでこの数年ゆっくり、静かな山行を重ねて来ました。雪があったら尚うれしいのですが計画をした時は雪の気配は全くなく、では冬の湖を見に行こうと堂満岳に決めました。pororiの納山は湖の辺の道(山本山〜賎ヶ岳)、桧塚、リトル比良といつも神様からのプレゼントのように雪と出会ってきました。今年は雪ともう一つ思いがけない神様からのプレゼントが・・・

比良駅を降りると湖を渡る風はさすがに冷たいです。ロープウェイの廃止と共にイン谷口へのバスも廃止になりタクシーで登山口まで入り正面谷を登ります。いくつも堰堤を過ぎて青ガレの手前で一息入れます。雪は思ったよりは少なくアイゼンもいらないようです。この青ガレは雪がある方が楽なのだけど〜、殆ど岩が露出しています。青ガレで一汗かいて金糞峠に出ます。雪空に俄然風が唸って寒い!冷たい!

寒々とした峠からの展望もなかなか・・・ですが冬の琵琶湖は見えません。

堂満へは途端に雪深くなり、一人と思われる新しいトレースがあるのみでフカフカの今期初めての雪を踏んで気分爽快です。
雪に埋もれて道があるような、ないような状態です。上空は風が舞い、雪の重みで木がしなり、雪を被り、踏み分け、掻き分けと大格闘しました。全身雪まみれで雪だるま状態です。最高にうれしい雪との出会い、これがあるから雪山は止められないのです。

何度も膝まで雪に埋まったり、上からぼったりと重い雪が落ちてきて雪まみれになります。
途中逆コースの単独男性と出会ったのみで堂満のこの真っ白い雪3人占め〜です。

いくつかアップダウンをして堂満岳山頂です。
山名板を埋めそうな真っ白い雪に感激!音ほどは風当たりもなく山頂で昼食にします。
Tさんから熱いピリ辛の豚汁をいただきます。
下りは樹林の中、しゃくなげが雪に埋もれています。春まで耐えてブーケのような華やかな花を見せてくれるのですね。


白から土色、緑へと景色は変わります。

この山系ではもっとも大きい池ノタノホリです。落葉をためた水面は静かで滑らかで動きません。
琵琶湖が見えてきました。波打たない冬の静かな湖です。青い青い琵琶湖も好きですが、冬のちょっと物憂い湖も何故か好きです。

別荘地を通り比良駅へは刈り取られた黄金色の田の中を琵琶湖に向かって帰ります。振り返ると堂満岳は雪雲の中で見えませんが・・・

空に橋をかける光のプリズム、虹です。思いがけない神様からのプレゼントは雪と虹!
青空に続く七色の階段は訪れる新しい年のうれしい予感がするのです。
「災」に象徴された一年はいくつも哀しいことがありました。この光の階段を上がれば春一番!でありますように・・・
春一番の 思いよ届け 青空は ・・・に続く 色の階段
この1年pororiの森に来て下さってありがとうございました。
今年もたくさんの山や花や木に、風に星に雪に抱えきれない感動に出会いました。感謝の気持ちいっぱいでこの一年を終えられる幸せに浸りつつ 2004年pororiの森 終章です。
コースタイム
イン谷口 9:40→青ガレ 10:20→金糞峠 11:00→堂満岳 12:00⇔12:35→ノタノホリ 13:35→比良駅 14:40