烏塒屋山〜竜門岳
H16年4年11日
参加 11名
読み方も分からない、所在も分からない山でしたが最近ヤブコギに凝っている円の亡者さんに案内していただき、ヤブコギもまた楽し!山菜摘みはなお楽し!満開の桜はさらにうれしい!山行でした。

榛原駅から車2台に分乗し、国道370号線を南下、途中携帯ガ鳴って「前方のきれいな三角形の山が烏塒屋山」とLから教えてもらい、久しくヤブコギの山を行ってないのでチョッとワクワク、ドキドキの車中でした。
その名もゆかしい恋の谷は国道を西へそれて、鄙びた民家からまだ細い山道を曲がりくねってどんどん進みます。
山がかなり近づいた一軒の廃屋らしき所に駐車します。
スミレ、タンポポ、カキドオシ、キランソウ、ケマンソウ、ホトケノザ、等など野辺を彩る小さなお花がいっぱいです。


さて、いきなり倒木とガレ場に直面します。もちろん今日はヤブ覚悟でリーダーの計画書には不思議な忠告「安物の服でどうぞ」とあります。気合を入れて急斜面や岩をよじ登ったり、巻いたりしばらく格闘します。絶えずLからは三点支持を確実にするよう、落石しないようにと注意があります。11名無事に急斜面をトラバースしてのぼったところは実に広いきれいな道がずっと下から続いている…のでした。
よくあること…。あ〜、面白かったァ〜と言っているうちに今度は鹿避けのフェンスです。
烏塒屋山はあっちだからこのフェンスに入って左に行こう、でもこっちに踏跡が、まっすぐに直登しようとワイワイ。結局右、左、直登と三組に分かれてしまいどのルートも一長一短だったようです。私は右よりに登ったところ、日当たりのよい斜面には太くておいしそうなワラビがたくさん、おまけにゼンマイも見つけ取りたくてウズウズ、どのコースも共通はイバラが多くて痛かったことかな。
かわいいホタルカズラも見〜つけた!

今度はどこからこのフェンスを出るか?これは左コースが最も良かったようです。
この斜面からは霞たなびく吉野の山大展望です。山上ヶ岳、薊、明神平、国見、そしてやっぱり美しい高見山と台高縦走路がくっきりです。

倒木にのってフェンスを出るともう山頂間近です。
展望なく山名標示板があるのみの狭い山頂です。

小休止の後、いったん下って樹林の中に入り、竜門岳へ向かいます。木立を通して竜門岳が見えてきました。
この尾根にはテープがしっかりあってそれらしき踏跡もあり迷うことはありません。倒木があったり低い樹林の中をかがんで歩くところもあり、また手入れされ陽がさして明るいきれいな林になったりします。アップダウンを繰り返し忠実にテープを辿って竜門岳に到着です。
今日は桜井市のイベントがあったらしく大勢の方で賑わっています。このあと又兵衛桜を見て帰路に着くとのことで又兵衛桜もきれいだろうなァ…とちょっと心引かれますが、いつかのあの人、人、人の波を思うと引くものがあります。
私達は山口神社へ下山します。途中ひんやり冷気が心地良い竜門の滝で一休みします。


傍らに芭蕉の句碑がありました。
「龍門の花や上戸の土産にせん」
その時、芭蕉はどんな花を愛でたのでしょうか?

山口神社は由緒正しき神社の趣で徳川吉宗が寄進した灯篭が苔むして静寂に包まれています。
桜の古木が1本、古い佇まいの神社に華を添えて、季節を告げて、静かな春です。
あらかじめLが神社近くの公園にデポしてあった車で3人が出発地、恋の谷へ車を回収に。そして榛原駅へと戻りますが予想通り又兵衛桜も見頃のこと、帰りの道は延々と車が連なっていました。そこは地の利、吉野在住の円の亡者さん、またまた迂回路を携帯に連絡してくれて、帰路も存分に車窓の花を楽しむことが出来ました。
コースタイム
恋の谷登山口 9:05→烏塒屋山 10:05⇔9:20→中竜門 11:25→昼食(約40分)→竜門岳 13:00⇔13:20→竜門の滝 14:10→山口神社 14:45