横山岳の天使たち

H16年5月8日
参加  6名



横山岳5月のお花です。
短い命をこんなに美しく、可憐に、精一杯咲いて、横山岳の小さな天使たちです。

ほら、耳を澄ませてみて下さい。
天使たちのささやきが聞こえてきませんか?



1歩足を踏み出すとミヤマハコベが道を縁取るように
マーガレットにお顔が似ています。



イチリンソウはくっきり白を主張しています。



沢沿いの木陰はニリンソウが、ペアダンスをしているよう…



ラショウモンカズラはこんなに優しい色なのに、誰が鬼神の腕を思います?
(渡辺 綱が羅生門に住む鬼神と闘って切った腕を見立ててこの名がついたとか)



シャクは小さな白いお花が集まって咲く繊細なお花です。
山麓は一面、シャクの花園です。



葉っぱにかくれて咲くホウチャクソウは双子のように寄り添って
何をお話しているの?



よく見かけるお花ですが、とても色鮮やかなウマノアシガタ



イカリの形から名づけられたのでしょう、イカリソウ。
でも飛び立つ鳥にも似ています。



ほらッ!幸せを運ぶピンクの小鳥です。



初夏の陽射しをいっぱい受けて、大きな葉っぱのエンレイソウ



ヤマルリソウはひっそり淋しげな、でもとても可愛いお花です。



フデリンドウが枯れ草の中からお顔をだして



静御前の舞姿、優雅な名前のヒトリシズカ。でも少し哀しい舞姿?



タチツボスミレもこんなに深い色で、仲良く輪になって



チゴユリも下を向いて咲くお花、どうしてご挨拶しようかな?



這いつくばって、こんにちは!



笹の葉に降りかかる雪を思わせるユキザサ、白さが際立つお花です。



ワサビの花、水辺でもない登山道の中で。



やっぱり白いお花は涼しげです。コバノガマズミ

横山岳の天使たち、また会いましょうね、きっと!





登山口から1歩踏み出すと花の饗宴、5分と言わず数歩のうちにグルッと目を移せば、もう10種以上のお花に出会います。



シャクのお花畑をかき分けて、急登が続くのに気がつけば五銚子の滝、もういくつの花に出会ったでしょう。花のないところがないのです。







さすがは花の横山岳、今日は大勢の人です。
4月のカタクリ、イワウチワから5月でもこんなにたくさんのお花です。
シャクの花園はお見事と言う他なく、この大群落には驚嘆でした。

今日は下ばかり見て歩いてきましたが、山頂直下のブナ林も大好きです。私のお気に入りスポット。
ブナの若葉をそよがせる5月の風が通り過ぎます。さわやかな余韻をいっぱい残して。

緑の中に鮮やかなピンクを見つけます。






サイゴクミツバツツジ(tosekoさんに今日教わりました)です。

もう花は終わったイワウチワのツヤツヤの丸い葉っぱが一面です。その時期ここはピンクの斜面です。
花にウツツを抜かして山頂まで来てしまいました。





下りは三高尾根を下ります。急な下りですが緑のトンネルが続き快適です。



その頃は一面のピンクであっただろうと思えるイワウチワ、チゴユリ、ユキザサ、イカリソウ、フデリンドウと次から次へと尽きない花物語です。
美味しそうなワサビの花も…。





今日は本当に下ばかり見て歩いてしまいました。
最初の1歩からお別れの1歩まで花に誘われて、花にあふれて満ち足りて帰ります。

コースタイム
白谷出合登山口 9:00→五銚子の滝 10:25→山頂 11:35⇔12:10→コエチ谷分岐 13:15→登山口 14:40