残 雪 の 伊 吹 山
H17年3月20日
参加 4名
湖北金糞岳の予定が思いがけない春の寒波で積雪のため林道通行止めとなり、急遽伊吹山に変更します。(長い林道歩きはもういらない〜〜〜です。夜叉神峠で思いっきり歩き、その後遺症???の軟弱さんとpororiです)
遠くから見た伊吹は白くて大きくて雪いっぱい〜に見えたのですが、近くになると下半分は春模様の草つき状態、5合目あたりから上は白く縞模様です。

登山口の三の宮神社脇には何台か駐車あり、出発準備に余念がないパーティを横目に見て私達はちょっとズルを決め込んで高原ホテルのある3合目まで、これで2時間は短縮です。3合目には先客2台の車がありその横の雪上に駐車します。(これが後でとんだハプニングに)
草原が広がる3合目は雪少なく疎らで土の中からはもう春の息吹が聞こえています。
もう春?まだ寒い?小さな芽が恐る恐る顔を出しています。
見上げれば頂上まで続く雪の斜面、白い、広い、大きな山頂です。

4合目からしばらくジグザグに登り、雪が固いため7合目でアイゼンをつけます。
ここまで来ると対面の霊仙が低く見えます。その奥の御池岳、藤原岳もまだ雪のようです。展望はバツグンなのですが哀しいかな、グレーベースの曇り空、右手に大きく見える琵琶湖も空と湖の境がありません。
7合目から一直線に9合目の鞍部を目指して直登です。春の雪をしっかりアイゼンで踏みしめて上ります。上る分には1歩1歩滑らないよう、踏み外さないよう注意するのみですが、ふと下を見るとすごい傾斜でおまけに何もない!あるのはだだっ広い雪の急斜面!これってもし滑ったらどこまで行くの?止まるところ全く無く多分あの3合目の高原ホテル前まで一気に落ちるに違いありません。
ゾクッーーーと言いつつも何度も下を見ているのです。だってェ〜〜すっごい高度感!!!

9合目からは緩い遊歩道を歩きます。台地状の広い山頂はすっかり雪、百花繚乱のお花畑はその雪の下で眠っています。
時間が早かったので山頂はまだ誰もいません。雪に大きな足跡(山男2人)とカワユイ足跡(美女2人)をつけて喜んでいます。
山頂の売店はもちろん閉まっていますがその屋根まで雪が覆い、屋根の上を歩ける状態で、歩いて見たい〜〜〜と言ってヒンシュクをかいます。


山頂は凛々しい大和武尊像が奥美濃の山、鈴鹿の山、琵琶湖、比良の山を見据えて弥勒菩薩様は寒そうです。
さすがに山頂は風が冷たく売店の横で風を避けて昼食にします。

予定していた金糞岳は特定出来ませんが見えているはず、こちらも次回の楽しみにして。
花の多い伊吹北尾根が長く伸びています。とても気になるところです。

下山は止まる所無しのあの急斜面はさすがに腰がひけます。斜面横の登山道をジグザグに下ります。
何パーティかと出会いますが、すれ違った若いパーティのふと足元を見るとなんとスニーカーです。小さなかわいいザックにもちろんピッケルもストックもあるはずはなく、これには驚きましたが時々足を滑らせながらも上って行きます。
下りはどうするのでしょう?もっと恐いと思いますが、これも若さでしょうか?
雪の下りはこれまた楽しいことこの上なしです。足を置く前に次の足を出す・・・なぁ〜んて言いながら雪の上を滑るような駆足で3合目の車までおよそ1時間と言う超特急の下山でした。
車に戻り一路帰路に…。で軟弱さんが発進しようとアクセルを踏めどズズズズッーーーと前輪が空回りします。
一同車からおりて下を覗き込むと、雪の上の後輪が重みですっぽり雪に埋もれてまるで動きません。
ピッケルでそっと(車体を傷つけないように)雪を掻き出し3人で車を押して無事脱出!
雪山山行はいつもスコップ必携のようで〜す。
コースタイム
3合目高原ホテル 8:40→7合目 9:40→9合目 10:25→山頂 10:30⇔11:10→3合目 12:16
歩行時間 約3時間30分