七面山(1624m)
神仙平〜舟のタワ〜七面山
H17年11月13日
参加 16名

(高野辻より大峰パノラマ 円の亡者様提供)
大塔村道の駅★星のくに★に7:45分集合ということで大淀、王寺、奈良、高田から車5台が集合します。
R168を走り大塔村役場を左折して林道篠原線に入り、しばらく行くと目の覚めるような大雲海!紅葉の山に朝陽がさしてその合間でまだ眠っている白い雲海を見ます。全員車から降りて同じ方向にカメラを構えます。近郊の山で雲海を見るのは初めてです。


次に大峰のビューポイント高野辻(ヘリポート)で今日のルートと大峰の山々のパノラマに感嘆、絶景です。今日は朝から大ツキで〜す。
七面谷に沿っての林道は紅葉舞う渓谷、渓流と紅葉にすっかり酔いしれて、今日は朝から良いことずくめです。

でもこの道はかなり悪路、いつも車体を擦りそうで、と言うかいつも誰かが擦っています。それに加えてカーブの連続、急坂、未舗装、細い道、落石、で若葉マークも紅葉マーク
もキケンです。

登山口に1台車をデポしてさらに先に進みます。ここからが更に、更にカーブがきつく石がゴロゴロで、何度か車から降りて石を端に避けて進みます。それでも何度かギコッ、グキッって具合です。が無事カラハツソウ谷に近い所で駐車して出発します。

紅葉の林道からカラハツソウ谷を上ります。
水は殆どなく白い大きな岩がゴロゴロです。岩を飛んだり跳ねたり〜、ペンキマークはありません。リーダーエンさまがルート経験あり、サブのナカノオオエさまのGPSがあり、強力です。
途中谷がV字に分かれているところを右に取り、樹林に入り神仙平を目指します。なだらかで穏やかな神仙平ですがそこに至るまではなかなか、どうして、急登です。
後から休憩を求める「お代官さま〜」と哀願の声が…。エンさまリーダーは聞こえているのに鼻で笑って無視!

(神仙平から見る七面山)
神仙平は素晴らしい大展望の草原台地、何もさえぎるものなしです。
今日は最初から七面山が大きく近く見えていますが、そんなに甘くはないですゾ〜!それがエンさま率いるくまさん山行なのです。ここから舟のタワで奥駈道に合流し楊枝ヶ森を経て七面山の行程で、まだまだ遠い七面山なのです。

(神仙平から舟のタワへ)
舟のタワまでまたもや急登、崩落、落石の道なき道です。振り返ると胸のすくような展望、葉を落とした木々の繊細な小枝の先の先までが空に描かれてこの時期ならではの光景です。ここまで来るともう紅葉はなく、すっかり葉を散らせた裸木、青空に手をいっぱい広げ冬になる前の暖かい光をいっぱい浴びてまどろんでいるようです。


(奥駈道から)
舟のタワで大峰奥駈道に合流します。
苔、シダ、岩、倒木、裸木、それらが完璧に配置されて、これぞ奥駈道のハイライトです。心地良い舟のタワで仏生ヶ岳を眼前に昼食です。

食後は快適尾根歩きで七面遥拝石(ここから七面山は見えません、以前は見えたのでしょうか?)を過ぎ楊枝ヶ森への登りが立ちはだかって来ました。

苔に覆われる晩秋の原生林は古代の香り、古代のロマンでいっぱいです。
いつまでも、どこまでも、歩いていたいなぁ〜〜〜。

お腹を満たすと足も重くなりますが、楊枝ヶ森のピークから七面山東尾根へ、これがまた最後の上りと思えど、キツイ〜。
八経、弥山、明星ヶ岳、仏生ヶ岳、釈迦ヶ岳と大峰の顔とも言うべき名峰が見え隠れして、コトバを探しつつも見失います。
この時点で間違いなく私の心はあの稜線をさまよっています。
大峰の山々、奥駈道、台高の山、貴重なこれらの自然遺産をしっかり守って、いつまでもこのままに残しておきたいものと改めて思います。
どっぷり大峰に浸って過ごす最高に幸せな珠玉の時間です。
七面東峰分岐から展望のない東峰ですがここまで来たのだからやっぱり行かなくては、と空身でピストンします。
西峰へは岩と根が絡んだ痩せ尾根をちょっと緊張です。西峰から木の間越しに釈迦ヶ岳のどっしり大きい山容が見られ、山頂のお釈迦様がかすかにそうかな?と言う感じです。
釈迦ヶ岳大展望のアケボノ平は残念ですが今日は時間の都合でカットします。

(釈迦ヶ岳)
笹原の斜面を下って、シャクナゲのトンネルをくぐり、木の根絡みの下りが続きます。
春にはシャクナゲやシロヤシオ、アカヤシオが花盛りでしたね。
陽が傾いて夕陽の中の紅葉も好きです。登山口は交響曲の終章を聴くような夕暮れの紅葉でした。
コースタイム
カラハツソウ谷手前駐車地点 9:20→林道終点 9:50→神仙平 10:45⇔11:00→舟のタワ 11:40⇔12:15→七面東峰 13:30→西峰 13:50→登山口 15:15