八 ヶ 岳
天狗岳は遠かった〜!
H18年3月10日〜12日
参加 5名

久しぶりの雪山は1ヶ月ぶりの八ヶ岳です。65Lのザックに冬用のシュラフを詰め込んでちょっと気合を入れます。
平端駅から順調に車は走り駒ヶ根SAで仮眠します。(この間3時間40分)
中央道を諏訪ICで下り(思えば何度もこのパターンで八ヶ岳に行っている)湯みち街道を登山口のある渋辰野旅館へと走ります。
雪は少ないですが旅館の少し手前のカーブでタイヤチェーンをつけます。途端にすごい振動、タイヤチェーンってこんなにうるさかったかしら?話も出来ません。体中痒くなりそう〜〜〜
登山口は辰野館前奥蓼科スキー場から入ります。車が1台止まっている他は人っ子一人いないまだ眠っている秘湯のたたずまいです。
スクリーンで見るような淡いブルーの空が柔らかく春を感じさせます。樹林の中と言う事で樹から落ちる雪を避けるべく雨具をつけて出発します。

4つザックを並べて八方台へ(誰か一人だけ担いで行った…)

大展望のはずなのですがいつの間にか雲が立ち込めてきました。
八方台からいったん車道に出て唐沢鉱泉(唐沢鉱泉は冬期休業中)までは車道歩きです。先ほどの雲が流れ一転して陽がさんさんと降り注ぎ雪に反射して目が痛いくらい眩しくなりました。
鉱泉の前の橋を一つ渡りますがこの橋に付く雪量で予定のテント場まで行けるか否かの目安になるそうです。
今日は橋には雪が積もっていますが欄干は全部見えている状態で「行ける!行ける!」と先輩諸氏、前回はこの欄干が全部雪で埋まっていてここから猛ラッセルで予定のテン場まで行けなかったそうです。
雪が柔らかくラッセルリングがないとピッケルが全部埋まってしまって役に立ちません。幸いラッセル跡があり楽と言えば楽なのですが…だらだらと樹林の上りから一気に大展望があけ待望の展望台です。

目に痛い青空!その空に赤岳が鋭角を描いています。阿弥陀、権現、編笠と連なるゴツゴツの南八つ、振り返ると蓼科、北横、縞枯と丸い形の北八つが対照的な山容を見せています。

根石岳と後方に硫黄岳

天狗岳は目前にひときわ大きく力強く立ちはだかっています。樹林の中では感じなかった風も稜線上では結構吹き付けてきます。少し下って上り返し西天狗直下2400m地点でテント設営します。

明日の予報は悪くこのまま天狗を越えて黒百合ヒュッテまで行こうの案もありましたが気圧が下がってきてガスも出てきたので時間は早いのですがテントの中で雑談となりました。
夕食はつくね鍋、野菜もつくねもたっぷりいただいて後はシュラフにもぐりこみます。
朝方、上空では風がゴォーゴォーと唸っています。取りあえずパンの朝食。いつもお湯を沸かすコフェルの上にパンを並べるのですが、山の家さんの提案で今日は蒸かしてみようと大コフェルに水を1Cほど入れ、お皿を入れその上に小コフェルのフタを置き、パンを並べて、大コフェルにフタをして充分火力を上げ蒸かします。
今朝はオニオンチーズブレッド、胡桃パン、ハムマヨネーズパン、暖かくフカフカになりこれはberry goodでした。
外はガスと強風で視界もなく天狗の稜線は越えられないとLの判断でこのまま引き返すことを決めます。
展望台付近では強い風に煽られ1歩を出すタイミングを計ります。展望もなく雪降る中ひたすら下ります。
昨日ヨレヨレだったのに〜下るのは早い、早い。


辰野館の外来入浴は11時とありましたが、聞いて見るとOKでお茶とお菓子、みかんのサービスもありました。辰野館はカラマツ、シラカバに囲まれた創業100年を誇る秘湯の1軒宿で3つの温泉があり時間が許せばもっとゆっくりしてみたい温泉でした。
コースタイム
辰野館登山口 7:25→八方台 7:47→唐沢鉱泉 8:53→西尾根分岐 11:40→第一展望台 11:15→西天狗下 12:50(テント泊)
テント場 6:20→尾根分岐 7:15→唐沢鉱泉 8:10→辰野館 9:15