稲村ヶ岳(1725.9m)バリゴヤの頭(1580m)
H20年7月19日〜20日(3名)
どこからも大日山、稲村ヶ岳と共によく目立つバリゴヤの頭はいつかは行かねばと思っていました。。
暑い暑いで終わってしまうのがオチなら稲村ヶ岳でテン泊してバリゴヤに行こう、夜は久しぶりにすき焼きでもしよう!と出かけます。日帰りでも行けますが、この際暑い下界からしばしでも脱出しよう〜と言う下心です。
何度も行っていますが稲村小屋前テントは初めて、小屋が開いていて中に入ったのも初めて、管理人さんと話をしたのも初めてです。
管理人さんもおっしゃっていましたが、殆ど、約9割が日帰り登山だそうです。(この日は数人が宿泊されていました)

暑いので少しでも涼しいレンゲ坂谷から入ります。いくらも歩かないのに干からびそうなくらいの汗!でもそこは水の流れる沢なので頭から水をかぶったり(私はしていません)顔を洗ったり拭いたり出来るのでこのコースは正解です。それに緑のトンネルって何と心地よいでしょう。きつい日差しを緑が遮って水辺の冷たい風がさやさやと流れて行きます。
レンゲ辻も風の通り道で涼しい!涼しい!ここまでくれば後は楽なのでほっとします。実は久しぶりのテント持ち上げなのでザックの重さがキビシイです。それにどうしても夏場は水分を多めに持つので。
水場で水をgetします。水量は少ないですが何とか汲みました。
小屋前のテントは初めてですがこの時期でも以外に涼しい、と言うかじっとしていると寒いです(標高1550m)
外の空気が気持ち良いので薄いフリースを着てすき焼きでカンパ〜イ!

五条の街明かりが見えてきて葛城、金剛山方面に夕日が落ちていきます。空がピンクに染まってなかなか新鮮な光景でした。

おまけに夜は煌々と月が冴えて、お星様もキラキラ、もう一つホタルがかわいい火をユラユラさせて飛んでいました〜、幸せ〜。
翌朝サブザックにしてバリゴヤを目指します。
稲村山頂の手前で南の尾根に入ります。シャクナゲの根を踏み分け、くぐる、またぐ、中腰になるので疲れる〜、迷路のようですが一応トレースもテープもあります。
テープはかなり色褪せていますから以前からあるのでしょうね。

天台WV部のプレートがいくつかありました。(古びています)
笹原の美しい尾根に出たり、岩場をよじ登ったり、下ったり、よく見ればテープがあり道を見失うことはなさそうですが、トレースがいくつかあります。
どれを通っても行けるのでしょうが、出来るだけ巻かないでピークを越えることにします。ウンウン言って大きな岩を上がったら「えッー、」すぐ横に何でもない小道があったり〜。


(大普賢岳)

ロープは何ヶ所もありますが、出来るだけ頼らないで行きます。友人がアスレチックと言っていましたが、そのようです。上ったり下がったり、巻いたり、とにかく面白いですが、ただ虫が多くて閉口しました。ずっと顔の周りについてくるのです。手が空いている時はずっと顔の回りで払っていますが、木や岩をつかんでの所はうっとおしいことこの上なしです。


(弥山、釈迦方面・手前バリゴヤの頭)

バリゴヤがどんどん高くなる〜〜〜、そうです、尾根をどんどん下るので、バリゴヤはどんどん高くなります。

最低鞍部、ドンブリ辻です。↓(1430m)意外にここはひんやりとしたところで吹き上げる風がとても冷たく、わァ〜生き返る〜!
この辻で風に吹かれていたら気温19.5度でした。(余談ですがこの日奈良では最高気温35度だったそうで15度の大差でした)

と言う訳で今日は風の通る道で休憩の多いこと、多いこと。まァ、良いでしょう、この涼風を体いっぱいに感じたくてテント泊にしたのですから。
最後にはこの風をどうにかして持って帰れないかなァ〜 (--;) という始末です。

ドンブリ辻からまだ大倒木帯をくぐったり、またいだり、岩場の下りなどもあり、かと思うととても雰囲気の良いブナ林の上りがあったり、変化に富んで楽しかったです。
虫さへいなかったら、手放しでルンルン〜♪♪♪
最後の一登りでバリゴヤに到着です。狭くて展望もないし、風も通らないし、暑いのですぐに下って涼風の通る鞍部で休憩します。
結局最後までよく探せばテープあり、トレースも何方向かにあったりしますが多分どれをとってもバリゴヤに到着するのでしょう。(コンパス、地形図必携)


(バリゴヤの頭)

帰りもまたアスレチックです。
ドンブリ辻から1710mのピークがずい分高く立ちはだかっています。約300mの上りかえしです。
大倒木帯。

この岩が正念場かな?

今日の収穫は倒木の枝に足を引っ掛けてのスリ傷1ヶ所、虫指され4ヶ所  (;_;)
レンゲ谷を下って帰りますが、最後に冷たい沢水で顔を洗って、またまた涼風を目いっぱい感じて、帰るのもったいないなァ〜、帰ったら暑いなァ〜帰りたくないなァ〜の連発です。
そして下山したらやっぱり暑い!あ〜ァ、どっと疲れて林道歩きは気分がのりません、ヨタヨタ、グズグズ〜。
沿道にはギンバイソウが今を盛りと咲いていました。
コースタイム
レンゲ坂登山口 14:40→レンゲ辻 16:00→山上辻(小屋前) 17:16(テント泊)

山上辻 5:38→稲村ヶ岳 6:10→ドンブリ辻 7:12→バリゴヤの頭 8:50→ドンブリ辻 10:14→稲村ヶ岳 11:44→山上辻 12:43→レンゲ辻 13:36→登山口 15:03