白山(2702.2m)〜別山(2399.4m)

H20年9月27日〜28日(4名)

弥陀ヶ原から始まる秋は草紅葉とナナカマド、大きな別山が背景を締めくくり、日に日に深まって行く秋が見えるようで、聞こえるようです。

27日 別当出合〜(砂防新道)〜甚之助小屋〜黒ボコ岩〜弥陀ヶ原〜室堂〜(エコーライン)〜南竜山荘
市ノ瀬に駐車してバスに乗換え別当出合から砂防新道に入ります。お馴染みの赤い吊橋を渡り中飯場のベンチで不動滝を見ながら一息入れます。
別当覗きは崩壊が進んでいるためか、ロープがつけられています。


(甚之助小屋から別山)

甚之助小屋ではナナカマドが赤い実をつけ、ヤマハハコの花が寒そうにかじかんでいます。
別山が雲間に顔を見せたり、かくれたりしています。
十二曲りの急登は階段が多くこのあたりから風が出て寒くなります。
黒ボコ岩です、寒い!です。


(黒ボコ岩から白山御前峰)

景色は一変して弥陀ヶ原は草紅葉の草原…ここは秋の入り口?
草原にパッチワーク模様の秋色が拡がります。
夏には百花繚乱のお花畑弥陀ヶ原の初秋に始めて触れて、しのび寄る秋をひしひし感じてこれもとてもステキです。

白い木道はおとぎの国へのメルヘンロード?


(弥陀ヶ原)

室堂へは岩ゴロの道をもうひとがんばりです。風が強くとても寒いです。
寒いはずです。この気温で

強風とあれば、体感温度は0度くらいでしょうか、フリースの手袋では指がかじかんでしびれそうです。
風が強くあまりに寒いので山頂は諦めてエコーラインを南竜ヶ馬場へ下ります。
エコーラインは初めて歩きますが絶景です。紅葉を眼下に収め秀麗の別山を望み、振り返れば白山主峰が堂々とそびえています。高い空に雲も秋を演出し南竜山荘の赤い屋根がとてもメルヘンティックです。今日は南竜山荘泊です。


(エコーラインから別山・南竜ヶ馬場)

山荘前のテラスでいつものように乾杯!
でも寒い、寒い。ダウンジャケットを着ていても寒くて食堂に入ります。食堂にはもちろんストーブがつけられています。
西の空に夕焼けを見つつ話はつきません。
★話がつきないのは多分隣の席に某旅行社の美人ツァーコンダクターがいたから…と思うけど(`へ´) 


(山荘の食堂から)

28日 山荘〜別山〜(チブリ尾根)〜市ノ瀬
早朝5:45分山荘のお弁当をいただいて出発します。
冷たい空気が凛と張り詰めて今日も秋日和のようです。
小屋前から湿原の木道をしばらく行き(テン場の下あたり)いったん赤谷へ下り小さな沢を横切ります。
ここから本格的な上りになります。
白山から別山の間は快適展望尾根でその時期には素晴らしいお花畑と聞いていますが、なるほどとうなずける夏のあと…です。
華やかな夏が終わり、忍び寄る秋の気配をそこここに感じながらの尾根歩きもいいものです。
リンドウは花が開ききらないまま紅葉し、フウロやチングルマ、ハクサンイチゲなどがすっかり色を落とし休息しようとしています。
たくさん花を咲かせて楽しませてくれたのですね。ありがとう〜。
何年か前に南竜馬場にテン泊して行く予定だったのが、運悪く雨になり行けなかったのでずっと憧れていました。


(北ア 左から剱・立山・槍・穂高・乗鞍・御岳)

アルプスが見えてきました。
足の速〜いLがさすがに大展望の高台でカメラタイム、展望タイムをとってくれました。
私のカメラに入り切れないですが、剱、立山、槍、穂高連峰、乗鞍、御岳、八ヶ岳、後方に中央アルプス、名峰が雲海に浮かんで素晴らしい!
目を移すと大きな白山、別山、三の峰。
今この地にいる幸せに酔ってしまいそうです。このまましばらく時間が止まってくれたらうれしいなァ…。


(別山へ)

昨日は人気の100名山の人気コースで賑わっていましたが、このコースではあまり人に会わない静かな山を楽しむことが出来ました。
アルプス展望も4人占めです。


(別山から白山)

チブリ尾根分岐をやり過ごし別山山頂へ、白山全望!手が届きそうな三の峰!
でもここも寒い〜〜〜です。長居は出来ません。山頂手前の祠のあるところで風をよけて熱いコーヒタイムをとりました。
チブリ尾根を下ります。
チブリ尾根は白山でも有数のブナ原生林があり、花畑あり、白山、別山、奥美濃の山々の展望良く、水場もあり楽しい尾根です。
市ノ瀬へ直接下ることが出来、こちらからの登山者にも何組か出会いました。


(チブリ尾根)

大長山〜赤兎山、奥美濃の山々。

黄葉に少し早いブナ原生林の下で小さな秋見つけました。


(ブナ林・ユキザサの実)

コースタイム
別当出合 11:30→別当覗 12:40→甚之助小屋 13:15→黒ボコ岩 14:20→室堂センター 14:50→南竜山荘 16:10
山荘 5:45→別山 8:33〜9:20→チブリ尾根避難小屋 10:22→市ノ瀬P 12:50