八甲田山(大岳1585m)
H20年10月2日

コース概要
ロープウェイ山頂駅(1324m)〜田茂萢湿原〜赤倉岳(1548m)〜井戸岳(1550m)〜八甲田大岳(1585m)〜小岳(1478m)〜仙人岱〜酸ヶ湯温泉(880m)
東北2座目は八甲田山です。
八甲田山は八甲田大岳を主峰とする連峰の総称で多くの湿地帯を有し、池、沼が散在し高山植物、湿生植物の宝庫と言われています。
今回もうお花は望めませんが紅葉の八甲田、湿原の草紅葉はすばらしく、麓の酸ヶ湯温泉は300年の歴史を持つ雲上の霊泉、一軒家の温泉で10日で万病に効果があるとか… あやかりたいものです。
ロープウェイで山頂駅(1300m)に降りると猛烈に寒い!そしてガス、ついでに強風!と岩木山に続いてイヤな予感です。
麓の駅でも関西在住の者にとっては考えられない寒さなのです。
駅舎から出る前に完全雨装備、風装備です。ついでに気合も。
木道を通って草紅葉が見事な田茂萢(タモヤチ…ちなみに萢は低湿地の意)湿原です。ガスがグレーベースの幻想を一層演出しています。このところ湿原を訪れる機会が多く湿原に咲く花にlove loveです。トキソウ、サギソウ、ワタスゲなど華奢ではかなげですね。

田茂萢湿原は遊歩道がありアップダウンもないので軽装の観光客も多いです。
草原にお椀を伏せたような丸い田茂萢岳がガスに見え隠れしています。

登山道に入り赤倉岳は火口壁を上ります。湿原を見下ろしながら不気味な色の火口壁を上り、ガスが飛ぶと八甲田大岳が顔を見せてくれます。
高田大岳の端整な姿が目を引きます。高田大岳を挟んで子岳、雛岳と3つお行儀よく並んでいます。

続いて井戸岳の火口壁↓

井戸岳から大岳避難小屋へは急下降です。大岳を背に小さく避難小屋が見えています。

小屋前から大岳へ最後の上りです。山頂は広い台地状で明るく八甲田の峰々を始め東北の名山、北海道、青森湾、日本海と見えるはずなのですが、目線より下に線をひいたように黒雲が立ちこめて遠景は雲の中です。
青い海もこの夏行った北海道もここから見たかったなァ〜。

大岳を過ぎて仙人岱に下ります。朝のガスが飛んで青空になり八甲田の全貌が広がります。
どの峰もなだらかで優しい山容に見えますが、あまりにも有名な雪中行軍遭難と言う悲惨な事実もあり、雪が猛り狂う厳冬期の恐ろしさは想像を超えるものがあります。
山頂から少し下ると小さな火口湖、鏡沼がありクロサンショウウオが棲息するそうです。(クロサンショウウオは見ていません)

急激に下りますがとても展望が良いので鼻歌が出てきそう〜♪♪♪
チングルマが真っ赤に紅葉し、コケモモは宝石のような赤い実を付けています。
夏には高山植物が咲き乱れただろうお花畑の名残がそこここにあります。子岳への分岐がありお天気回復で時間もあるので子岳まで行きます。
分岐から30分ほどの上りで子岳に着きます。ここも大展望です。

(子岳から見る大岳、井戸岳、赤倉岳)
仙人岱から酸ヶ湯温泉に下ります。
硫黄の匂いムンムンの地獄湯の沢は秋色もいっぱいでした。

コースタイム
山頂駅 9:15→田茂萢湿原 9:27→赤倉岳 10:37→井戸岳 10:52→大岳避難小屋 11:11→大岳 11:50→(昼食)→子岳 13:25→酸ヶ湯温泉 15:27
★今夜は猿倉温泉に泊まり3日奥入瀬渓谷、4日八幡平の予定です★