富良野岳(1912.1m)
H20年7月6日
富良野岳は十勝連峰の南端にあって連峰中最も花が多く花の100名山とされています。
今日は下山後にトムラウシ温泉まで移動しなければいけないので最短コースのピストンになりました。
十勝岳温泉登山口から林道を歩き安政火口手前で沢を渡り長い緩斜面の上りになります。もうこの時間でも大勢の方が列を作って歩いているのが見えています。
そう言えば今日は日曜日、毎日気ままな山歩きをしていると今日が何日で何曜日かちっとも分かりません。(;´ `)
毎朝、今日は何日の何曜日ですよ、と皆に確認するのですが、それでもすぐに忘れてしまうのです。
★★★症みたいです。(`へ´)
後で知ったのですが、この安政火口の沢は度々鉄砲水が発生することがあり、現に7月12日午後3時頃鉄砲水による土石流が発生したそうです。
上ホロカメットクへの分岐を過ぎて三峰山沢へ下ります。このあたり白いナナカマドの花が満開でとても涼しげです。


(ヒメイチゲ・トカチフウロ)
潅木帯の上りはウコンウツギやイソツツジ、ヒメイチゲ、サンカヨウ始め、お馴染みのツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、タケシマランの花にも出会いました。

(チシマノキンバイ)
ひと休みした傍らに咲いていた鮮やかな黄色のチシマノキンバイ(シナノキンバイによく似て、違いが分かりにくいですが、ガイドブックや地図にはチシマノキンバイと記されているので)
トカチフウロ(チシマフウロより色がうすい)エゾヒメクワガタなど次々に可愛い姿を見せてくれる花に誘われて、三峰山との稜線分岐に出ます。

(エゾヒメクワガタ)
富良野岳への道は数珠繋ぎ状態です。
さすがに花の100名山、花で埋め尽くされています。
ここからまさにハイジの世界です。
百花繚乱、それにしてもこの花の斜面には一体何種類の花が咲いているのでしょう、数え切れません。


(富良野岳の花畑)
濃いピンクのコイワカガミがハクサンチドリやチングルマの中に群生しています。でも盗掘により激減しているそうです。
持って帰るなんてとんでもないこと、そんな人がいるなんて信じられないですが…。

(コイワカガミ・チングルマ)
短い夏を謳歌している小さな命がとても愛しく、一番美しい姿をそっと見守ってあげたいと私は思うのです。

(ハクサンチドリ・チングルマ)
でも残念なことにここに咲いているはずのエゾルリソウ(北海道特産の瑠璃色の花)にはついに会えませんでした。
富良野岳を代表する花として山頂直下の登山道に踏みつけられないようにロープで保護されていたにも関わらず盗掘され、辛うじて生き残った株が今年も咲いているそうですが見落としてしまいました。 カナシイ〜(;_;)

(山頂から前十勝岳・十勝岳・美瑛岳)
昨日はほとんど十勝の勇姿が見えませんでしたが、今日は十勝岳、前十勝、鋸岳、美瑛岳、上ホロカメットクの美しい三角錐の姿も展望出来ました。
コースタイム
十勝岳温泉登山口 4:45→上ホロ分岐 5:42→三峰山分岐 7:32→山頂 8:10→三峰山分岐 9:00〜(稜線散歩)〜10:10→上ホロ分岐 11:30→登山口 12:18