利 尻 山(1721m)
H20年7月1日
6月29日フェリーで敦賀を出港し20:30分苫小牧着、翌日苫小牧から稚内へ走り、フェリーで利尻島へ17時10分に上陸します。
稚内から群れ飛ぶカモメを連れてどんどん大きくなる秀麗の利尻富士にlove loveでした。
深田久弥氏による「島全体が一つの頂点に引き絞られて天に向っている。利尻島はそのまま利尻岳」は北の海に浮かぶ富士山です。

一等三角点と白い灯台のあるペシ岬先端にある旅館から出発します。
北海道の朝は早いので3時半起床4時出発で鴛泊コース利尻北麓野営場に駐車します。
すでに10台くらい駐車し、それからもYHや旅館の車でゾクゾク登山者が到着します。

エゾマツ、トドマツの緑いっぱいの森に、コンコンと湧く名水甘露泉を過ぎて4合目は野鳥の森と掲げられています。
朝の小鳥のご挨拶を受けて第一見晴台につくと青い、青い海が眼下にひろがり爽快です。原野が広がり、点在する湖沼、裾の広い北海道ならではの展望にさすが、さすが〜。
針葉樹から広葉樹に変わりダケカンバ、ハンノキが目立つようになり、ウコンウツギが双子のような黄色い花を咲かせています。
マイズルソウは繊細な白い花、緑濃いハート形の葉をいっぱいに拡げとても可愛いです。
8合目長官山から利尻がひときわ美しく、大きく見え、目を移すと礼文島が見えるのですが、今日は島と同じ形の白い雲で覆われています。

(8合目長官山から白い雲の下礼文島)
ウ〜ン、ここから正念場かな。利尻山が早くいらっしゃいと言っています。

(8合目から利尻山)
ハクサンイチゲやベンケイソウ、チシマフウロ、かわいいシラゲヒメクワガタなどたくさんのお花たちが登山道を彩り励ましてくれます。


(シラゲキクバクワガタとリシリゲンゲ)
9合目にここからが正念場と立札がありました。まさしく正念場でした。
崩壊がひどく西側(沓形コース側)はスパッと切れ落ちて(覗いたらオーバーハングしていました)キケン区域でロープが張られています。沓形コースも入山禁止でした。
ガレ場の急坂で歩き辛い、滑る、落石に注意、それに何人も滑ってひどい砂埃を上げています。
そんなところで登山道の整備の方が暑い中土嚢を作ったり、杭を打ったりして下さって、ありがとうございますと自然に頭が下がります。
作業している方に落石したらどうしよう?とより慎重に足を運びます。

(山頂下のガレ場)
一株残っていたリシリヒナゲシの花、薄い花びらがハラハラ風に震えています。この岩場に何と可憐な花でしょう。
リシリゲンゲ、アズマギク、イワギキョウ、ボタンキンバイなど鮮やかな花物語は尽きません。元気百倍になりま〜す…(ホントかな?)

※リシリヒナゲシは利尻山頂付近に特産する花でケシ類の自生はこのヒナゲシのみだそうです。
山頂は双耳峰になって北峰(1719m)に祠があり南峰(1721m)は崩壊の為立入り禁止になっているのでここまでです。
南峰とローソク岩↓山頂はお花畑です。

360度の大展望は青い空に青い海、色とりどりのお花畑とあればもう言うことなし、満点山行で根が生えるほど(???)ゆっくりしてしまいます。
暑いと言ってもそこは北海道の山、風が通ると快適この上ないです、それに北の大地の風は美味し〜〜〜い!

(山頂から)
山頂は大賑わい、ツァーや少グループ他ゾクゾクと登頂します。さすがに人気の高い100名山の1番、憧れの利尻冨士、聞けば全国色んなところから見えているようです。
下山も9合目唯一の難所は人も多く、行き違いにも気を使います。相変わらず滑って砂埃を上げている人がいました。
今度いつ会えるでしょうか、もう一度リシリヒナゲシにご挨拶して帰ります。
今日の標高差1534m、北海道第一山で張り切っているし、天気も申し分なしですが、これから殆どが標高差の大きい長時間コースであることをこの時点では忘れていてルンル〜ン♪〜♪〜\(^o^)/でした。
コースタイム
北麓野営場 4:35→6合目第一見晴台 6:18→8合目長官山 8:00→山頂 10:20〜11:05→北麓野営場 16:05