九州の山旅 そのU
阿蘇山(1506m)久住山(1787m)
4月19日〜21日(4名)
19日 阿蘇山 仙酔峡〜中岳(1506m)〜高岳(1592.3m)
1週間の山旅は前半は雨で終わり、後半の阿蘇、久住は晴れ予報で今朝は地獄温泉を晴れやかにスタートする。
緑少ない阿蘇山の斜面を黄色に染めて咲いていたキスミレは荒々しい火山帯の中ではオアシスのような存在だった。

阿蘇山西から入る予定だったが火山ガス発生と強風のため通行禁止で仙酔峡から入山可能と聞き移動する。
草千里と烏帽子岳。直径約1kの円形の草原、火口跡、火口湖と阿蘇の代表的な景観。↓

ロープウェイ駅から整備された遊歩道を上る。風が強く下って来た人に聞くと火口壁は飛ばされそうな風で非常に寒いとのこと。あまりの風と寒さで引返した人もいた。吹きさらしの火口壁で風を避け重心を低くして待機しているパーティも見える。
中岳西稜展望所から見る第一火口の噴煙。

雨具を着て飛ばされないよう気を引き締めて火口壁に取り付く。かなり強風でよろけそうなところもあったが、風が過ぎるのを待ちつつ行く。噴煙と不気味な色の火口壁、阿蘇五岳の眺めは壮観だった。

中岳山頂、さえぎるものがないので雄大な阿蘇が全望、さすがに世界最大級の活火山のパワーは不気味な気がする。阿蘇の最高峰、高岳を踏み仙酔尾根を下る。標高差630mの岩尾根を一気に下るが幸い浮石が少なくペンキマークを辿って下る。
久住山登山口長者原へ移動する。
コースタイム
仙酔峡登山口 11:30→中岳 13:15→高岳 13:56→仙酔峡登山口 15:45
20日 長者原〜スガモリ越〜久住山(1787m)〜稲星山(1774m)〜中岳(1791m)〜法華院温泉山荘(泊)
今朝も快晴で青い空に硫黄岳の噴煙がモクモク上がっている。(硫黄岳は入山禁止)
九州後半は天気に恵まれ快適な山旅が続く。

宿舎のすぐ前ビジターセンター横の登山口から入り林道を歩いて車止めゲートを過ぎて尾根道に入る。ここもアセビが多い。
スガモリ越から硫黄山の噴煙を右に見て北千里浜を過ぎ、久住分かれで牧の戸峠からの道と合流し一上りすると久住山頂に着く。

お釈迦様の涅槃像と言われる阿蘇五岳、祖母、傾山郡、由布岳の双耳峰も今日はよくみえて爽快だ。
阿蘇五岳を眺めながらのランチタイムは何と贅沢な時間だろう。
稲星山から中岳へ、中岳は九州本土の最高峰で展望良く、心地よい風が通りゆっくり展望を楽しむ。


(中岳から大船山)

久住、天狗ヶ城、稲星山など見えるピークには全て登山者が憩っている。そう言えば今日は日曜日、皆、今日が何曜日か何日かすぐには出てこない(>_<)
法華院温泉へ下る。法華院温泉は標高1303mにあり九州最高度の温泉。この時期でもまだ火が恋しくストーブが点けられていた。
コースタイム
長者原登山口 8:00→スガモリ越 10:00→久住分かれ 11:10→久住山 12:50→稲星山 13:00→中岳 13:43→法華院温泉山荘 15:30
21日 法華院温泉〜大船山(1786.2m)〜北大船山(1706m)〜平治岳(1642.8m)〜スガモリ越〜長者原
その時期はミヤマキリシマツツジで全山ピンクに燃える大船山(ダイセンザン)へは潅木の間を行く。
ミヤマキリシマの大群落でどの木も膨大な蕾をつけ今はまだ色も見えず枯葉色だが、これが開花する頃はそれは、それは全山見事にピンクに染まるだろう。想像を絶する大群落だ。
大船山、北大船山(キタダイセンザン)平治岳(ヒイジダケ)はミヤマキリシマで覆い尽くされ、多分ポスターなどで目にするのはこの辺りではないかと思う。
我が居住地、奈良県葛城山のツツジでは足元にも及ばない。(>_<)


(大船山から祖母、傾山郡)

段原は北大船山との分岐点で先に大船山へ。
北大船山から平治岳もキリシマツツジのオンパレード、高木がないので全て展望良好だった。


(平治岳から湧蓋山)

坊ガツルから九州自然歩道、雨ヶ池越えで長者原に帰る。
前半の祖母、傾、大崩山に大いに心を残し別府からフェリーに乗って帰阪する。
コースタイム
法華院温泉山荘 7:35→大船山 10:05→北大船山 10:55→平治岳 12:25→坊ガツル 13:45→長者原 15:45