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 野に、山に、森に・・・緑豊かな自然の中で
   イラスト、スケッチは、心を解放してくれる  
    ・・・・ 

    年賀状に添えてあれば、心が和む

(1)イラスト、スケッチの醍醐味
  家族の思い出、旅先で出会った素敵な風景、身の回りの美しい
  品など、心を動かされるすべてのものがイラスト、スケッチの対象です。
(2)手作り作品が最高の贅沢
  文字では表すことのできないことを、絵によってあらわす方法には
  スケッチ、イラスト、写真、最近ではCG(コンピュ-タグラフィックス)
  など方法はいろいろとありますが、緑豊かな自然の中で、思うことを
  イラスト、スケッチで表現できれば最高です。
(3)上手く描けたら良いのだが・・
  絵がうまく描けたら、と誰しもが願うことです。すぐに上手くなるという
  謳い文句の技術書や、○○週間でマスター、など技術書の類の本
  が多く出回っていますが、一番は、好きで、たくさん描くことが、
  上達の早道なのでしょう。
   「年賀状」作成など、目標が決まれば、生きがいともなって、生活に
  潤いをもたらしてくれるものと思われます。
  
  手作り作品が最高の贅沢!

@ログオーナーK氏 A作品(2) B作品(3)
作品(1)年賀状2年分 編集しています 2年分を合作














版画作品
木判を使用
彫刻刀で彫る

原画はプリントゴッコ
(商品名)イラスト集や
お絵かきソフトで編集
C水彩画 D版画 Eプリントゴッコとソフト
愛犬マック 家族の思い出作品 で、手作りが最高!












F年賀状のイラスト Gイラスト(塗り絵) H年賀状(版画)

(4)年賀状
  作成方法としては
  @手書き(毛筆で書くとか、カラフルなサインペン、絵の具などの
    画材で作成、干支や縁起物の図柄を添える場合が多い)
  A自作または市販品のゴム版を使用。
  B郵便局に設置されたゴム判の「謹賀新年」などの文字判子を
    押して使う
  Cサツマイモ・ジャガイモ・木片などを彫刻刀で彫った、イモ判
    木判を使用する。
  D木版画で作成。プリンゴッコなどの簡易印刷機が登場するまでは
    一般的。30枚から50枚程度なら、芸術的で個性も出せて
    1年に一度の晴れ舞台の気持ちで制作に励んだかも。
  Eみかんなど、柑橘類のしぼり汁を使用した「あぶり出し」
  Fガリ版(家庭用) 昭和50年前後、今から約45年前では、
    家庭用にガリ版型印刷機(大きさはプリントゴッコ程度)で印刷
    すればこれでも画期的でした。インクの色もかなりあり、版はろう
    原紙を薬品を塗った刷毛などで腐食させて作り、ローラーを
    使いながらハガキに印刷する方法で、個性的な作品を
    作り出すことも可能でした。アナログ的な味もあり、手作り感
    があって、現在でも十分に通用します。(K)
  G約43年前に売り出されたプリントゴッコ(理想科学工業
    1977年、昭和52年、製造・販売開始)は、一般家庭にも
    かなり普及した、画期的な商品でした。(餅つき機もほぼ
    同じ時期かも?) 最盛期の昭和62年には、年間最多の
    72万台、累計売上台数は日本を含めた全世界で1050万台。
    1977年〜2012年(販売終了)の、実に35年にわたって
    日本のお正月、年賀状文化に貢献しています。
     原理は原稿と一緒に重ねたスクリーンの物質がフラッシュ
    ランプから発せられる熱で溶けて版が完成、インクが沁み
    とおるようになるという原理(ガリ版より進歩している)製版時
    にはピカッと光る閃光とともに妙に焦げ臭い匂いが漂う・・
     アナログ(ガリ版)からデジタル(インクジェット)時代に移行する
    「昭和後期」時代を代表する革命的商品だったように思います。
     古新聞を部屋いっぱいに広げ、インクの裏移りを避けるため、
    古新聞を小さく切って、間に重ねる(小さなこどもの仕事) 、
    手作り感も出せて、家族総出で制作に励んだ懐かしい思い出が
    あります。(下記写真J)
  H町の印刷屋さんで活字印刷を依頼する方法、ワープロ、そして
   パソコン・プリンタによるインクジェット方式の印刷・・
   現在では、鮮明な写真を入れることもごく簡単。大変な進歩です。
  I最近では、ショートメールはもう古くて、ラインで写真添付の
   年賀状が、若い世代だけでなく、年配の人たちに広がってきている
   ようです。
   ・・・・
Iゴム(リノリユーム) Jプリントゴッコ Kガリ版印刷(昭和52年)
で作画、ゴッコで印刷 中央、発光ランプ穴 年賀状のイラスト

(5)20XX年、年賀状のないお正月
  年賀ハガキの発行は、1949年末発売が初めて、約1億8千万枚
 で、それ以降は、日本の経済復興、人口の増加にともなって
 1964年には10億枚、1973年には20億枚を超え、ピークは
 2003年の約40億枚、それ以降、毎年減ってきていて、平成最後
 の2018年度では、約24億枚、令和2年度では当初発行枚数が
 約19億4千枚で、前年比約17%となっています。
  若い世代を中心に 日頃から、メール、ツイッター、フェイスブック、
 LINEなどで十分で、手紙、ハガキはあまり利用しない層も増えてきて
 いるようです。
(6)年賀状じまい
  「平成最後となる本年をもちまして、年賀状を失礼いたします」
 2年前程から、長年つづけてきた年賀状のやり取りを止める
 「年賀状じまい、終活年賀状」が話題になっています。
  「たかが年賀状、されど年賀状」です。手作りの年賀状をいただいた
 時の嬉しさは格別です。門松、しめ飾り等と同じく、日本の良き伝統が
 いつまでも続くようであれば良いのですが・・。

 参考図書、資料
    1、だれでもかんたん ハガキ木版画  マール社編集部
    2、絵はすぐに上手くならない  成冨ミヲリ  彩流社
    3、水彩画の教科書  上田 耕造  新星出版社
    4、インターネット掲載記事 他
   
        ログハウス

  ウッドデッキから山小屋、ログハウスまで、企画・設計・製作・施工
    田舎暮らし物件、土地、家、建物、古民家の売買・仲介・管理
         奈良県知事(3)3883号
      (公社)奈良県宅地建物取引業協会会員
      (公社)全国宅地建物保証協会会員
        工房   奈良県吉野郡東吉野村平野1252−4
        事務所  奈良県香芝市高山台2−16−46
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