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  田舎の活性化には、第一に「若い世代」が必要
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  しばらくお待ちください
*標高300〜600mぐらいの中山間地域を前提に記載しています。
*下記事項は、あくまでも工房主の私見で「独断、偏見」も入っています。
  ご了解ください。
田舎の活性化には若い世帯の移住が必要

(1)「地方消滅」の提起
  「中央公論」2014年6月号で発表された「消滅する市町村
 523全リスト、増田寛也+日本創生会議・人口減少問題分科会」
 は、多くの人々に強いインパクトを与えました。
  そこでは、おおよそ半数の自治体は、消滅の危機にあるとする
 もので、国や自治体で「地方創生」への取り組みを本格化させる
 契機となっています。
(2)人を惹きつける、魅力のある「田舎」を
  広々とした敷地のある「田舎」で、テーブルや椅子などの
 木工製品、コップやお皿などの陶器づくり、テーブルクロスなどの
 織物、畑で農作物、あるいは、パンやケーキづくりなどの
 「ものづくり」で生計がたてられないかと模索する若い人がいます。
 でも現実は なかなか厳しいようです。
  100均ショップや都市近郊のスーパーを覗くと、そこには、
 素晴らしいデザインで品質も優れ、格安の農産物が並べられて
 います。100均はともかく300均ショップともなれば、こんな
 素敵な商品(もちろん、それなりの物もあるがが)こんな価格で
 売られていれば、到底、太刀打ちできないと、モノづくりに
 チャレンジしようとする人々はショックを受けてしまいます。
(3)若い人には、「田舎暮らし」はハイリスク
  販売目的でなく、土地に触れ、自然の移ろいに寄り添って
 作物を作ったり、木工作品や陶器などを作って楽しみながら
 暮らしていく「農的生活」は、十分な蓄え、あるいは資産があるとか、
 年金もそれなりにある、65歳前後以上の人であれば、なんとか
 やっていけると思われますが、30歳から40歳前後の若い
 世代では、こうもいきません。子育てをしていくには、それなりの
 収入(できれば公務員に準じる)がなければ、やっていけない
 こと自明です
  総務省のホームページ{地域おこし協力隊」の項目を見ると
 年間の生活費として約200万円支給されています。別途、住宅費
 なども支給されているので、必要最小限の生活はやっていけると
 思われます。
  都会でも、40歳前後の派遣社員では、3交代の激務であっても
 手取りが200万円〜250万円ぐらい、年収が200万円に
 届かない人も多くいる超格差社会です。、 
    ホームページ  地域おこし協力隊  
(4)付加価値の高い商品が地域を豊かにする


(5)今後の方策



  <参考図書、雑誌>
    @地方書滅 増田 寛也編著  中公新書
    A人口減が地方を強くする 
                 藤波 匠 日本経済新聞出版
    B未来の年表 人口減少日本でこれから起きること
                 河合 雅司 講談社現代新書
    C縮小ニッポンの衝撃 NHKスペシャル取材班
                          講談社現代新書 
    D地方創生は日本を救うか 小川、山口  NTT出版
    E学校が消える 安達、山本 共編  旬報社
    F新・日本の階級社会 橋本健二  講談社現代新書
    Gプレジデント 「上流老後、下流老後」 
                  2016.11.14号 プレジデント社
    H週刊「東洋経済」 2016.514号  東洋経済新報社
        生涯未婚 特集「結婚はいまやぜいたく品?」 
    I読売新聞 2018、4,8 24   2045年 県100万人割る
       人口推計、減少率ワースト10に5村
     その他、インターネット掲載記事など多数 
   
  * 田舎暮らし、地方創生、人口減少社会等のテーマに関しては
     多数の書物、新聞雑誌などで取り上げられています。 
    その中で、Aの図書は、著者自らのフィールドワークにもとづき、
    論述されており、「田舎暮らし」「農的生活」に関心を持たれている
    若い世代の方々に是非、一読をお勧めします。
      新聞、雑誌、テレビでは、どうしても「光と影」の「光」の箇所に
    スポットを充てざるを得ない(暗いテーマは避ける傾向がある)
    のですが、本書では「影」の部分にも丁寧に記載し、社会的背景を
    詳しく分析されています。
      また、社会の指導的立場にある方々に、今後の日本
     を支えていく若い世代のことをも配慮して、政策をすすめる
    べきだとも述べられています。著者の人柄(きっと、真面目で
    誠実な)が推察されます。お勧めできる好著です。
     
       ログハウス

  ウッドデッキから山小屋、ログハウスまで、企画・設計・製作・施工
   田舎暮らし物件、土地、家、建物、古民家の売買・仲介・管理
      奈良県知事(3)3883号
      (公社)奈良県宅地建物取引業協会会員
      (公社)全国宅地建物保証協会会員
        工房  奈良県吉野郡東吉野村平野1252−4
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