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    田舎暮らし物件(土地、家、建物)
                専門に扱っています
重点営業地域
  奈良県東吉野村、御杖村、曽爾村、吉野町、宇陀市室生、
       三重県松阪市飯高町、名張市 伊賀市 津市 他
   
  ログハウス、山小屋、セカンドハウス、民家など

      奈良、三重での田舎暮らし、
     土地の選定については、価格だけでなく、
     あらゆる角度から慎重、念入りに検討しましょう。


* 奈良、三重の標高300m〜600m程の山間部(中山間地域)
  を想定して記載しています)

(1)土地の選定
  都会の土地と同じで @南向き A平坦 B電気は勿論のこと、公的な
水道が可能 C浄化槽(水洗)が可能 D車が入れることのできる進入路
の幅 E周りの環境がよい F最低50坪から70坪程度のまとまった土地
など,、山間部の田舎暮らし生活をする上で、ログハウス、セカンドハウス、
民家(古民家)用地としてふさわしい項目としては、川遊び用の清流や温泉
が近くにあるなどを、用地選定の条件としてあげることができます。

 Aについては、角度のきついのり面の場合、基礎費、階段費用が高額
となるでしょう。Bでは井戸、谷水の場合、飲用とするには、高額の設備費、
維持費がかかることを覚悟すべきです。
 たとえば、土地代が坪2万円、都会からみれば大変格安に思われますが、
公的水道の敷設が不可能な場合を考えてみましょう。持参のペットボトル
の水では、お風呂、洗面は無理です。そのときは、山からの谷水、または
井戸になります。谷水の場合は、安定した水量がないことと、水圧が不十分
なため、ガス機器(LPガス)に制約がでてきます。(安定した水量と水圧を
高めるため、容量1トンぐらいのタンクと圧力センサー付き加圧用モーターの
設備が必要です)
 水質は保健所等で検査を受けることができますが、そのままでは、直接の
飲用は不可になるでしょう。(大腸菌等の細菌があるため)井戸も同様です。
 土地の表面的な値段で購入の判断をすると、後で後悔することになりかね
ません。 C簡易水洗(屋外、汲み取り)なら、問題はありませんが、水洗
(浄化槽)の場合は、環境にも十分配慮した施設にすべきです。
浄化方法にはいろいろとありますが、完全合併浄化槽にすると良いでしょう。
(設置場所にもよりますが、大変高額です。国・市町村からの公的補助は、
財政事情が大変厳しいため、セカンドハウスは不可、定住する場合でも、
いろいろな制限がある場合が見られます。当該市町村に問い合わせを
すると良いでしょう。)
 また、法律的に問題はなくても、近隣で井戸を掘って飲用にしている場合
などは、トラブルのもととなります。合法的であることは当然ですが、環境や、
近隣の方々にも十分に配慮した施工につとめることが一番大切です。
 快適な 田舎暮らし セカンドハウス生活をするには、金額だけでなく、
近隣の方々とも良き人間関係が築けるよう、 トータルで考えるべきです。
また、汚水を流すのに、協力金等の名目で支払いの義務がでる箇所も
あります。D田舎物件では、権利関係、境界が複雑な場合が見られ、
土地登記簿等から、進入路、通路が他人地でないか十分調べておく必要が
あります。後で紛争を招いたり、解決のために思わぬ出費がかかる場合も
考えられます。

(2)土地の権利関係
 一般的なものは、所有権として登記(不動産に関する権利等を公示する
仕組み)されています。田舎暮らし物件として売買されている土地には、
所有権以外に、2〜20人ほどで土地を共有する持ち分権や、定期借地権
などとして売買されている場合が見られます。その他、リゾート地では、
マンションの区分所有権や会員権(利用権)などが見られ、購入を検討する
前に、必ず土地・建物の権利関係は勿論のこと、年間の管理費用等の有無
も調査する必要があります。
 開発業者、仲介業者の説明責任とともに、買い主側にも、ただ安いから
だけで購入を決めるのでなく、あらゆる角度から慎重に選定するようにし、
疑問な点があれば専門家に相談するよう努めて、後々後悔したり、トラブル
に巻き込まれないようにしましょう。
 その他、仮登記、抵当権、根抵当権、買い戻し権、敷地権、地上権、
などの用語、田、畑の場合は農地法の基礎知識も知っておくとよいでしょう。

(3)用地と集落の位置関係

 給水、排水等の基礎的設備が整っているのは、当然、集落の中、あるいは
近くですが、ここで留意しておくことがあります。都会の喧騒からのがれて、
土、日曜日だけセカンドハウスでゆったりした生活をしたい・・誰もが思うこと
ですが、村人にいろいろな面で気配りをしないと、たちまち軋轢が生じる可能性
があります。集落を維持するための大変な努力を忘れてはいけません。
(俗にいう、イイトコ取りと思われないように気をつけましょう)

 地元の人とのふれあいの機会が少なくなりますが、集落から少し離れた
小規模の開発地にも、気楽さという面で良さはあります。

 
(4)70〜100坪あれば十分

 月に2回程度、セカンドハウスを活用するのであれば、土地は70〜100坪
程度あれば十分です。このくらいの広さなら、管理に手間がかかりません
東吉野村の場合、標高400〜500メートルの位置にあり、夏の避暑地として
ふさわしい場所ですが、逆に畑作では12月から2月まで寒冷、積雪のため
不可能です。  ・・・・・
 東吉野村、御杖村、曽爾村、飯高町(現、松阪市)、室生村(現、宇陀市)、
吉野町付近では過去20年間にわたって、多くのセカンドハウス用地が開発
されています。当然のことながら、条件をすべて満足することは、まずありませ
ん。どこかで妥協することになります。

(5)賃貸物件
 田舎暮らしをしたいので、家を賃貸で探している とお問い合わせいただく
ことがあります。空家は多く存在しますが、実際の成立は縁故関係がほとんどと
思われます。 所有者と借家を希望されている方との思いが一致しないことが
大きな原因でしょう。

 賃貸物件特有の、礼金、敷金(敷引き)、更新料、退去時の修繕費などに
関しては、合理的説明と、お互いの納得が必要です。貸主、借主がともに
都合の良いと思われる契約形態が、後日のトラブルのもととなります。

セカンドハウス生活を長続きさせ、エンジョイするコツは、
すべての
面で大層にしないことです。心身のリフレッシュ、
家族の団欒を最優先で考えた方
がいいでしょう。


山間部では、猿、猪、鹿などによる獣害が
でています。それなりの対策が必要です。
右写真程度であれば、日曜大工で可能
です。内部は白菜。11月中旬撮影。

 松阪市飯高町木梶の木梶川にて8月上旬
に撮影。上流部に、住宅が全く無いため、水は
透き通る程きれいです。家族での川遊びも、
小さな子供には、良き思い出になっています。

 温暖化が進んでいるとはいえ、標高400m〜
500mでは、1月〜2月にかけて、30p程度の
積雪があります。スタッドレスタイヤは必需品、
4WDであればより安心して運転できます。






      ログハウス

 ウッドデッキから山小屋、ログハウスまで、企画・設計・製作・施工
     田舎暮らし物件、土地、家、建物、古民家の売買・仲介・管理
       奈良県知事(3)3883号
     (公社)奈良県宅地建物取引業協会会員
     (公社)全国宅地建物保証協会会員
        工房   奈良県吉野郡東吉野村平野1252−4
        事務所 奈良県香芝市高山台2−16−46
            TEL  0746−44−0146
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