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     星座観察
      見渡す限りの満天の星を眺めていると
        ボーッ、と無心になれる・・・
        何よりのリラクゼーション。
        そして、宇宙と一体になれる。   
(1)星座の始まり、星座観察
   大昔から、人々は星空を眺めながら、いろいろなことを想像し
  日常生活に生かしてきています。
   星座の始まりは、五千年以上も前に、メソポタミア地方(現在の
  イラク付近)に住んでいた人々が、星と星を結んで、人や動物の
  姿を想像するようになったことが始まりだと言われています。
   星を見ていると、星座が季節とともに移り変わっていき、
   ちょうど一年で一回りすることから、日常生活の密接な農作業
   たとえば、穀物の種を播く時期、刈り取りする時期などに活用
   したのでしょう。
    また、星を見ると方角がわかることから、広い海を航海する
   ときや、地図の作成にも生かされてきました。 
    飛行機や人工衛星がなかった江戸時代に、伊能忠敬が
   56歳から72歳の17年間、地球一周を超える距離を踏破して
   作成した伊能図、たとえば「大日本沿海輿全図」の精密な地図
   (現在の地図とほとんど変わらない)を見ると、凡人には到底
   なしえない、偉大な業績だと言えます。
(2)中山間地方で星を眺める
    東吉野村、御杖村、曽爾村などの標高400m〜700mぐらいの
   中山間地域では、都会にある煌々と輝くネオン、夜通し稼働
   している工場などがないため、また民家の明かりもほとんどない
   ため、雲のない夜空を見上げると、満天の星が今にも地上に
   降り注ぐような美しい景観を楽しむことができます。
(3) コスミックパーク 「星のくに」で、星と対話を楽しもう!
  「星のくに」は、奈良県下唯一の天文台を有する宿泊施設。
  自然に囲まれた星降る世界を楽ししむことができます。
   場所:五條市大塔町阪本
   休館日:水曜日
   芝すべりやバーベキューを楽しみ、天文台やプラネタリューム館で
   勉強した後、満天の星を見上げながら、ロマンティックな気分
   に浸ることが出来る施設。
    *年間を通じて星空を満喫できるプラネタリュームは
     1923年、第1次世界大戦後のドイツで完成しています。
     日本初のプラネタリュームは1937年、大阪市の
     市立電気科学館(現在の大阪市立科学館)に設置されています。
      関西では、小中学生の社会見学での定番で、少年少女達に
     夢を与えて、科学の進歩に大きく貢献しています。

@「星のくに」 A道の駅 Bロッジ星の国
五條市大塔 吉野路大塔 ロマンの宿

C望遠鏡 Dロッジの天井 E薪ストーブ
玄関に展示 山小屋風 ホールにある

F主天文台 Gプラネタリューム館 Hプラネタリューム機
宇宙の星眺望 奈良県唯一 星空を再現

I星座表 J星見台 Kドームつき
館内に展示 会議室などに バンガロー

L飛鳥歴史公園館 M館内展示 N明日香村の
歴史資産探訪 タイムスリップ 原風景

P高松塚壁画館 Qキトラ古墳 R星宿図
飛鳥の美再現 天井に天文図 二十八宿描く

(4)キトラ古墳
  奈良県明日香村にあるキトラ古墳については、平成27年7月に、
 天文学者により、新しい研究成果が発表されています。
  (NHKでも放映)
  キトラ古墳は、7世紀末から8世紀初めに造られたお墓で、高さ
  3.3m、直径は上の段が9.4m、下の段が13.8mの円墳です。
  <写真Q、参照>
  諸説あるが、天武天皇の皇子や高官の可能性が高いと言われて
  います。
   天井には、北斗七星や、中国の星座など約350個の星に加え
  太陽の通り道「黄道」なども表されています。
   どこで見上げた星かについては、中国の可能性が高い
  (4世紀ごろ、古代中国の都があった長安(西安)や洛陽付近
  (北緯34度)で観測された説や紀元前1世紀中頃の中国で
  観測)と、新しい研究成果が発表されました。
  *以前はピョンヤンやソウルに近い北緯37.5度付近で観測
    された説が発表されている。
(5)高松塚壁画
   天井部には、星宿図が描かれている。天井の中央部に
  約1メートル四方に、直径9ミリほどの金箔を円形にはりつけ
  朱線で結び、星座を表現している。東西南北7宿ずつ計28宿
  が描かれています。
(6)伊能忠敬
  「人生二山説」があります。多くの人は、定年60歳(現在では
 65歳?、この先70歳になるのかな?)の後、退職後20年、30年
 と生きなければならない時代が来ています。
  人生の山が一つから二つに増え、それぞれが「一身にして
 二生を経る」という生き方を余儀なくされつつあります。
  伊能忠敬の人生は、急速に進む高齢化社会の日本では、
 最近、テレビなどでもよく取り上げられています。作家:井上ひさし氏
 (故人)の歴史大河小説 「四千万歩の男(1)〜(5)」 でも、詳しく
 描かれています。
  人工衛星で撮影した地図(現在の最新地図)と、星の観察と
 実地測量(徒歩)のみで作成した地図と比較してみると、あまりにも
 できすぎていることにビックリします。
  下記の参考図書:「伊能図探検」から
    ・あの火山は江戸時代には噴火していなかった?
    ・津波の予測もできる?
    ・これからの町づくりに生かせる?
    など、最先端の研究でも大活躍しており、伊能忠敬没後
  200年になっているが、伊能忠敬の業績が大変偉大であった
  ことが理解できるでしょう。

    参考図書 
      ・大星夜 ウオッチング  古在、沼澤、NHK  
                     日本放送出版協会
      ・「星の本」  杉浦、北村  福音館書店
      ・宇宙の果てまで  小平桂一  文藝春秋
      ・四千万歩の男(1)〜(5) 井上ひさし 講談社
      ・四季の星座  ハッチェット、マーケイシ  偕成社
      ・伊能図探検  河出書房新社 編集・出版
      ・夏の星座  藤井 旭   金の星社
      ・星座を見つける  出雲晶子 立風書房
      ・星座を見つけよう H・A レイ 福音館書店
      ・星座の基本  酒井 彩子他  竢o版社

     ログハウス

   ウッドデッキから山小屋、ログハウスまで、企画・設計・製作・施工
     田舎暮らし物件、土地、家、建物、古民家の売買・仲介・管理
       奈良県知事 (3)3883号
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